こんにちは。
片づけたいあなたの背中を押す係
横手市の整理収納アドバイザー近千穂です。
前回は、カラーボックスを使った小学生の学用品収納(ランドセル置き場)について書きました。
今日は、学用品収納を考えるときに一番初めに決めることについて書きます。
それは…場所。
収納場所を子どもの動線上に決めるです
動線とは「人が移動するルート」のことです。お子さんは、学校へ行く支度をしたり、下校してきたとき、家の中でどんなルートを移動してますか?? 宿題をしている場所はどこでしょう??
学用品を収納する場所は、子どもが移動して歩くルート上のどこかに決めると良いです。
あなたのお子さんは、下校してきたらどこで帽子をとって、どこでジャンバーを脱ぎますか??
もし、コート掛けが玄関にあってリビングの一角にランドセル置き場を設置したとすると、ランドセルをリビングに置いてから玄関にジャンバーを掛けに戻らないといけなくなります。または、ランドセルを玄関で一度下ろしてジャンバーをコート掛けに掛けてからリビングに移動してランドセルを置くかどちらかですね。
あなたのお子さんはそのひと手間を負担に感じるでしょうか、感じないでしょうか
どちらが良い、ってことじゃないんです。
実は、私の息子はとても面倒くさがりや(私も)。ランドセルをおろした後、すぐそばにジャンバーを掛ける場所がなければ…たぶん近くのソファに上にバサッと置くか、床に投げ出すことになるかな…なので、写真のように、ランドセルを置いたらジャンバーを脱いで、左のフックに引っ掛ける、という仕組みにしています。
写っていないですが、帽子もフックに引っ掛け収納です。
ここにランドセルを置いたら、棚の上にお便りケースを出します。
そして、宿題はランドセルから2m離れた座卓でやります。(宿題に手をつけるのはずーーっと後だけど…)
家族のくつろぎスペースやプライベートスペースを除いていって、息子の動線を考えた結果、この場所になりました。
まだときどき忘れ物をしている息子ですが、この仕組みが有効に働いていると思います。
お子さんの動線上にランドセル置き場をつくる。
ぜひやってみてくださいね。
あなたの片づけが進みますように。
応援しています。