今日は父親の85歳のお誕生日。
厳しかった父は今では大人しく優しいおじいちゃんに。
まだまだ元気でいてほしいな。
さて今日は
「あなたの周りにいる『自己陶酔型マウント族』
話をすり替え、自分を中心にする心理とは?」
日常会話の中で、何気なく話していた自分の話が
気が付けば相手の話にすり替わっていた…
そんな経験はありませんか?
そして、その相手が
「自分の方がもっと大変だ」
「自分の方がもっとすごい」
などと 、自分をアピールする場面に出くわしたことはないでしょうか。
このような人々は、俗に「自己陶酔型マウント族」とも呼ばれ
無意識に他者よりも優位に立とうとする特徴があるんです。
そんな「自己陶酔型マウント族」の行動パターンやその心理背景って
どんなものなのでしょう
「自己陶酔型マウント族」の最も顕著な特徴は
他人の話を自分の話にすり替えることです。
たとえば、友人が「最近仕事が大変で…」
と話し始めた途端
「そうなんだ!私も仕事が大変で、毎日残業続きで…」と
自分の話に変えてしまいます。
相手の話を最後まで聞く前に
自分の経験や意見を強調し始めるのです。
自分の苦労話や成功体験を他人と比較して自慢する傾向があります。
彼らにとって、他者の不幸話や成功話は
自分の体験を誇示する絶好の機会です。
たとえば、誰かが「最近体調が悪くて…」と話すと
すかさず「私なんて去年大病を患って…」 と
自分の方が大変だったというアピールをします。
なぜそのようなことをするという心理背景は
自己肯定感が低いために他者からの承認を強く求めていることにあります。
他者よりも優れていると感じたい 他者から認められたいという欲求が強いあまり
自分を中心に話を展開し、相手よりも上位に立とうとするのです。
つまり他者の感情や立場に寄り添うことが苦手であり
自分の話にすり替えることで
無意識に自分の感情や考えを優先させてしまいます。
そして他者との競争意識が強く、常に勝ち負けを意識しています。
そのため、相手の話を自分の体験と比較し、
どちらが優れているか、 どちらがより大変だったかを示そうとします。
これにより、自己価値を高めようとしてしまうんです。
「自己陶酔型マウント族」との付き合い方には、いくつかの対処法がありますが
まずは無理に深く関わる必要はありません。
適度な距離を保つことで、自分自身のストレスを軽減できます。
深刻に受け止めず、軽く受け流すことが有効です。
彼らの行動は自己防衛の一環であると理解し、
冷静に対応しましょう。
必要な場合は、自分の話をすり替えられた際に
「今は私の話をしているのだけど」
と、冷静に指摘することも効果的です。
相手が気づかないうちに話を変えてしまうことがあるため 指摘することで
相手に自覚を促すことができるかもしれません 。
彼らの行動の裏には自己肯定感の欠如や共感力の不足があることを理解すると
対処もしやすくなります。
彼らの行動を適切に受け止め、
自分自身の心の平穏を保つことが大切です。
自分自身も相手の話をくれぐれも とってしまわないようにしたいものです。