マルトリンパ腫治療方針 | リンパ腫母ちゃんの『ありがとう子育て』日記

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2014年6月、悪性リンパ腫(大腸マルトリンパ腫)との診断を受けました。落ち込んだ時、色んな方のブログや経験談に励まされました。私の経験した事も、誰かのお役に立てればと思い、始めました。

先日受けた、骨髄穿刺(マルク)の検査結果が出ました!
これで、全ての結果が揃い、主治医の先生から治療方針の説明を受けました。


先生「結論から言うと、直腸以外悪いところありませんね。骨髄からも、マルトリンパ腫は出ませんでした。」

私&家族「………!!!(。´Д⊂)(よかった~…。)」

先生「で、病期診断ですが、リンパ腫が出たのは直腸のみに限られてますし、初期の段階です。ステージⅠ~Ⅳで表すとⅠです。」

私「はい。(。´Д⊂)」

先生「治療の方はね、まず直腸に限られてるということで、

①外科治療という選択があります。要は手術して直腸切っちゃうの。でも場所が場所だけに、下手すると人工肛門になっちゃう可能性がある。」

私「………!Σ( ̄□ ̄;)」

先生「②次に、やっぱり場所が特定されてるから、放射線でそこだけ攻撃して、リンパ腫無くしちゃう方法。でも直腸に放射線当てるってことは、どうしても他の臓器にも影響が出てきます。火傷させるようなものだからね。例えば膀胱がヒリヒリしたり、婦人科系の臓器が機能しなくなってしまったりだとか…も、否定出来ません。」

私「………( ̄□ ̄;)!!」

先生「あとは、抗がん剤。ベンダムスチン、CHOP療法…etc、リツキサンという抗体。」

私「はぁ……(;´д`)(どれも怖そう。)」

私「あの、先生!今はまだ、自分はがんだ、という自覚症状がほとんど無いのですが、経過観察……なんて選択は、ダメですかね。」

先生「うーん。このマルトリンパ腫はね、低悪性度のがんで、ゆっくり、のーんびり進む病気なの。だからね、このまま5年~10年放っておいても、命に関わる程の状態にかるまでには、ならないかもしれない。」

私「ふんふん。(;・ω・)」

先生「でもこれが、80歳のおばあちゃんだったら、寿命の方が早いだろうし、治療せず経過観察でよしとするかもしれないよ。でもあなたまだ33歳でしょ?あと何年生きたいの!何かしら治療しないと、たぶんいつかは必ず症状が出てくると思いますよ。」

私「はーい。分かりました。(;´д`)」

先生「で、私がお薦めするのは、リツキサンという抗体を射つ療法ね。」

私「ん、リツキさん?(誰?!)( ゜o゜)」

先生「抗がん剤は、血液全てに作用します。リツキサンは、血液の中の、白血球の中の、リンパ球の、Bリンパにのみ作用します。だから、抗がん剤ほどの副作用は見られません。」

(←先生の説明は本当はもっと分かりやすくて説明上手でした。Σ(ノд<)ごめんなさい。)

私「・・・(T_T)!」

先生「リツキサンで治療していって、定期的に内視鏡で様子を見ていく。という感じですかね。」

私「じゃあ、そのリツキサンでお願いいたします。」



………初めてのがん告知から2ヶ月が経ちました。色々な検査をしてもらい、ようやく治療方針が決まりました。

幸い私の病気は低悪性であり、ゆっくりのんびり進行する病気であり、完治する可能性はハッキリ分からないものの、全身に転移する可能性も低い、予後は良好な、血液のがん。

と言うことが、分かりました。(;´д`)

治療方針も決まり、両親、主人も安心しています。一時、情緒不安定だった長男も、すっかり落ち着いたように見えます。
次男は相変わらず元気いっぱい!

家族には、感謝の気持ちでいっぱいです。
両親には照れちゃって言いにくいんだけど、しっかりと伝えないとな!