先ほどの記事 「星を愛でる」のつくりかた~ツール編 の続き。

 

今度は、ツール以外の中身の面から、

「星を愛でる」のつくりかたをご紹介してみよう。

 

 

まずは、お申し込みくださったかたのホロスコープを作成・出力する。

10枚程度を出力している。

 

恒星や小惑星、そのほかの感受点などを含めたネイタルチャートと、

ヘリオセントリックチャート、ドラコニックチャート、

それとアスペクトやハウスカスプなどの情報を出す。

(ちなみに、全部コースでお申し込みの場合はもちろんだが、

いくつかのコンテンツをお申し込みでない方様の場合でも、

すべてのチャートを毎回出している。)

 

それから、そのかたの銀河の署名を出し、

宿曜を出し、

月齢も調べる。

(サビアンも調べるのだが、これは事前に全部出しておくことは

せず、ひとつひとつのコンテンツに着手する際に、

ひとつずつ見て、黒河れら版サビアンを出していくことになる)

 

 

ここまで揃ったら、

それらの資料を眺めていく。

どうも、資料を揃えてわたしがそれを読みこむことで、

アクセスが始まり、ダウンロードが開始されるらしい。

 

わたしは、

「星を読む」ということはしていないし、したことはない。

「星を愛でる」は、何度も言っているが鑑定や占断ではないので、

星を頭で読む必要はない。

 

 

そして、

ホロスコープを見ながらWordを開く。

そのかたによって、どのコンテンツから書き始めるかは全く違う。

「太陽を愛でる」から始まることもあれば、

「恒星を愛でる」から始まることもある。

 

アスペクトやサビアンについて言及していく部分では、

まだわたしの意識があってわたしが書いている感覚だが、

核心に触れていくと、

だいたいその辺りからわたしではないところに切り替わる。

だから、

打ちながら

「ああ、そうなんだ、そうだったんだ」

と、胸をうたれ涙がこみ上げてくる。

 

だから、書き出す時は毎回、何を書くのか知らないわけだ。

もちろんホロスコープを拝見した段階での、わたし個人の

感じた思いなどもあるが、

(とはいえ、「すげー」「ふおー」といったものだ。

皆様、どなたさまもほんとうに美しいホロスコープをしておられる)

ほとんど内容には関係がない。

 

 

一方、デザイン面ではほとんどわたしの意識での制作となっている。

「このかたは、この色のお花を使おう」

「このかたは、こういうふうにしよう」

というわたしの感じたものを中心にして、表紙やカバーのデザインは

行われている。

なので、とても楽しい。

 

帯の文言は、「星を愛でる」の各工程のうち、

いちばん最後に記入しているのだが、

これもわたしの中の

「このかたにはこれ」

という感覚によって決定される。

 

 

 

また、「星を愛でるPetit」の場合は、

まず、お渡しする日を決めて、その日のそのかたの

ネイタルチャートにトランジットを乗せたチャートを出す。

その時に考慮する天体・感受点はそのかたによって変わる。

「なんとなく、このかたはジュノーとヴァルナを入れよう」

といった感じだ。

この「なんとなく」という感覚は「星を愛でるPetit」の中でもっとも

重要な箇所であり、

なんとなく入れた星がそのかたのネイタルの個人天体に

重なるタイミングだったり、

大きな助力を贈っているタイミングだったりする。

 

そしてそのチャートを見ながらPhotoshopを開き、

文章を入れていく。

これも、書き出す時は何を書くのか見当もついていない。

「星を愛でるPetit」は特に、そのかたのその時の「今」に

触れる提供物だから、

その直截さ、活きのよさが重視されているようで、

わたしに意味が知らされないままのことが多い。

 

文章が仕上がったら、

 

 

(画像は、わたし自身の今年の5月時点の

「星を愛でるPetit」)

 

お花などを配置し、そのお花の色から

スポイトツールで色をとって、

上部のカラーと日付の色を決定すれば完成となる。

 

なお、「星を愛でるPetit」は、基本的にはお申し込みくださった

方様がお手元で印刷もできるよう、

高解像度のPDFデータでお渡ししている。

このためデータが重いので、

ご希望があればスマートフォンで閲覧しやすい軽いJPGデータでのお渡しや、

こちらで厚口マット紙に出力したものを郵送もおこなっている

(この場合、+500円いただいている)。

 

 

そんな感じで、

日々「星を愛でる」や「星を愛でるPetit」をおつくりしている。

これらの提供物は、

できあがるまで途中経過が外に見えず、自分ひとりの作業なので、

時々、お申し込みくださった方様にすぐさま飛びついて、

「ねえ!!! あなたってなんてすごいかたなんだろうね!!!」

と叫びながらおんおん泣きたい衝動にかられる(´-∀-`;)。

 

 

以前「星を愛でる」をお受け取りくださった方様、

現在、「星を愛でる」をお待ちくださっている方様、

どなたさまもほんとうにありがとうございます。

一度星へ触れさせていただいたかたのことは忘れません。

もう他人とも思えません。

どのかたも、それぞれ固有の輝きに満ち、

ご自分が感じていらっしゃる以上にもっともっとすばらしい。

 

「星を愛でる」「星を愛でるPetit」を通じて、

わたし自身がいちばん幸福と充足をいただいているとも思う。

 

ありがとうございます。

 

 

そうそう、

晩秋までに、新しい提供物がもうひとつできる予定です。

10月の東京でのイベントののち、

ご案内できればと思っています。

 

 

★「星を愛でる」は現在、納期5~6か月でおつくりしています。

詳細は以下のページをご覧ください。

コンテンツはひとつから選べます。

分割お支払いも承ります。

 

「星を愛でる」詳細とお申し込みはこちらから。

http://ameblo.jp/rerastrology/entry-12251673105.html

 

 

「星を愛でるPetit」の詳細とお申し込みはこちらから。

https://ameblo.jp/rerastrology/entry-12277624630.html

 

 

 

【関連記事】

「星を愛でるができるまで。鑑みているあれこれ

「星を愛でる」のQ&A

「星を愛でる」の、小惑星を愛でるについて

「星を愛でる」の、恒星を愛でるについて

「星を愛でる」の、そのほかの感受点を愛でるについて

 

 

 

 

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