今日は、昨日あった出来事を少し書きます。
いっつも反抗ばかりして、嫌われ者になってしまう、思春期の子が居ます。
その子は、自分と友達との距離感を気にするあまり、
自分が嫌われてるなと思うと、自ら自傷し、その場を去って行きます。
その子にとって、それが逃げ道なのです。
その子は、病院でカウンセリングを受けているのですが、
どうも形式上で苦手とのことでしたので、お話聞いてました。
特に、大人に対する反感意識というか、大人はこうだという、
一種の固定観念があります。それは話してても思う事実です。
だからこそ、不理屈なコトを平気で言うような大人を、
自ら自傷して、嫌われて逃げていく。そんなパターンです。
自分と出会って、そろそろ1年が経ちますが、
昨日やっと、少し心を開いてくれました。感謝してます。
では、どのように思っていたか、素直に聞いてみました。
1.自分にとって、友達というのは宝であること。
2.友達との距離感を、どう保っていいかわからない。
3.大人は、理解者であって欲しい。
4.怒るなら、私が納得した上で、怒って欲しい。
5.本当はすごく寂しい。
6.自分自身を見守って欲しい。
7.親の愛情が欲しい。
こんなとこでした。
※1から順番に話して行きますが、少し長くなるので、明日以降へずれるかも知れません。予めご了承願います。
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1.自分にとって、友達というのは宝であること。
その子にとって、居場所がハッキリと判るのが、友達でした。
**ちゃんと、あだ名で呼ばれたり、お~~いって呼ばれること、
その全てが、その子にとって、必要とされてると思うのです。
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会社でもそうですけど、まずは自分の居場所(存在場所)を
確保するということを、無意識にやってることないですか?
何も無いと、何やっていいかわからなくなってしまい、
ともかくその仕事を確保する(存在場所を見つける)みたいな感じです。
乳児の時に泣いて親を呼んだり、幼児でも、駄々をこねたり、
時に褒めて欲しくて、出来上がった作品を見せに来たり…
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
自分はここに居るんだよ。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
通常では当たり前すぎて、馬鹿げてるような、
ちょっとした気持ちが、本人にとっては、
すごく重荷になり、苦しめる時だってあります。
特に、思春期の子で、一旦立ち止まってしまうと、
特に難しくなるときもあります。
通常なら「そんなこと気にすんな」とか
「悩むことじゃねーだろ?」と言いがちですが、
その子は、そんな小さなことで悩んでいるということを
忘れてはいけません。
原因は必ずどこかにあります。それを聞いてあげるのが、
本来の大人の役割ではないでしょうか。
もう、子供というには、忍びない年かも知れません。
ただ、未熟であることには変わりないのです。
あくまで、ナーバスな子供を追い込むことだけは
大人として避けたいところでもあると思います。
難しい問題ですが、少しずつ改善していきたいです。
続く。