強壮薬として利用され、また、胃腸の冷えや便秘などに効果があります。強いにおいのもとは、硫化アリルという物質で、自律神経を刺激する作用が明らかになっています。緊張したとき、のどがつかえたような感じになってしまう人には、安中五汁飲(あんちゅうごじゅういん)という民間薬が効きます。にら、しょうが、なし、れんこんからそれぞれ汁をとり、牛乳をまぜて作ります。
和食では、おひたしやごまあえによく使われますが、炒めものや、生でサラダにしたり、洋風のメニューでも親しまれています。
めまいや頭痛がおこりやすい人は、ほうれん草を常食すると効果があります。たくさん食べるためには、生食よりも加熱します。ゆでたものをさらにごま油で炒めたものが、よく効きます。
また緑黄色野菜には、カルシウムも含まれるので、イライラ防止のためにも、つとめて食べるようにしましょう。
中国の書物では、疲れやすく元気がないときには、人の体に不足している陽気を補う「助陽薬(じょようやく)」というのがあり、この中にくるみを入れています。また、研究の結果、不眠やノイローゼにも効果があることがわかっています。
くるみと黒ごま、桑の葉各30gをあわせて、ドロドロになるまでよくつきます。できあがったものを1日2回、1回に9gずつ飲むと効果的です。
簡単な用い方としては、1日2個のくるみを毎日食べてもよいでしょう。
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早春に発芽したものが、夏には2mにまで育ち、うす緑色の花が咲きます。食用にされるのは若芽と根茎の部分で、独特の香りと歯ざわりが好まれます。
薬用には根茎(こんけい)の部分を用います。栽培種よりも、山地に自生する山うどのほうが、薬効が高いといわれています。
精神を安らかにし、イライラを鎮めるには、生の茎か根のしぼり汁をとり、1日3回、1回に50mlを服用します。生のままきざんで食べてもよいでしょう。
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初夏に採った葉茎を日干しにして、薬用に使います。生薬名は淫羊かく(いんようかく)といいます。おもな薬効は強壮効果ですが、うつ病で気分が落ちこんだときにはイカリソウの煎じ汁が効きます。
乾燥したイカリソウの葉茎20gを1日分として、煎じて服用します。
また、30gを900mlの焼酎に漬けて1週間おいた薬酒も効きめがあります。カスをとり除き、1日2回、さかずきに1杯飲みます。これは強壮薬としても効果的です。
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