昨日に引き続き、本日新商品UPしました!
サンローランやプローサム、ディオールオムなどのモードブランドに加えまして、
玄人好みのアイテムも入荷。
ルコンド
アテストーニ
トーラス
詳しくは商品詳細を見て頂きたいのですが、
どれもなかなか出回る事の少ないブランドで、一点一点作り手の気持ちが感じられるアイテムです。
特にテストーニはイタリアンクラシコ系が好きな方でしたら一度は通るイタリアの高級靴。
素材の良さに加えて、余裕や華やかさを感じる作りです。
レザーシューズは国柄や国民性と言った部分が特に色濃く出る分野。
今回のテストーニをはじめとするイタリア靴はコバを大きく張り立たせたり、
ロングノーズやスクエアなどトゥをふくめて大きめな作りが特徴。
イタリア、特に南部の陽気な気質が強く影響している、大らかで遊びを感じるデザインです。
方や対極にあるのが
イギリス靴。
エドワードグリーンやジョンロブ、クロケットなどに共通する傾向の意匠は
「どれだけ足を小さく華奢に見せるか」です。
中世の英国貴族は足が小さいほど優雅と考えていて、大きな足は労働者階級と言う認識がありました。
足を小さく見せる為、舞踏会の前はバケツに氷水を用意して足を冷やす貴族もいたそうです。
そんなルーツを持つ英国靴は、コバはギリギリまで削られて極力スマートに。
初めは痛いくらいキツイ状態の物を選ぶ人も多いです。
良いシューズはコルクやシャンクなど靴内部の副資材が豊富に使われている為、
足の形にインソールが変形していくと言われています。
なので半年後に馴染む事を前提に....
と言う事なのでしょうが、洋服の文化が短い我々日本人にとってはなかなかその域に達するのは難しい所。
同じアイテムでも国が違うだけでこんなに雰囲気が違ってくるのは興味深くて、
その土地土地の歴史や風俗、民俗学まで掘り下げて調べて見るのも面白いです。
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話が脱線してしまいましたが、今回入荷しましたテストーニのシューズはそんなイタリアを代表する靴の一つ。
これを取っ掛かりに、めくるめく高級靴の世界にハマるのも楽しいかと。
是非ご検討下さいませ。











