さて、前回の続きである。見逃した人、途中で部屋に家族が入ってきたので、思わずページを閉じて白々しい顔をしてしまった人は「前回の日記」からご覧下さい。

あと、今回も男子校的なちょっとHな話なので、この類が苦手な方、清廉な少年少女は、こんなところをふらふらせず、電気を消して寝なさい。明日はカレー曜日だ。




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ではでは





いきますよ...



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SEIKO(←ギリOK)。







さて、同級生の友達だった神山と僕は、Hな教材の入手経路に苦慮していた。


僕の後に「エロス道場」に弟子入りした神山は、まだ覚えたての新参者ゆえか、その好奇心は留まることを知らず、気持ちが先行してしまって失敗する事が多々あった。それは容姿と相まって、まさに「覚えたての猿」のようだった。

しかし、普通なら墓場まで持って行きたくなるような、どん引きエピソードを、恥ずかしそうだが笑いながら話してくれる神山は、みんなに好かれるキャラでもあった。


二人とも見た目はまぁ小学生に色んな意味で毛が生えた程度だし、基本的にどちらも小心者なので、やはりお店で面と向かって、ビデオを借りたり、買ったりするのは難しい。



「もしも、もしも、.....勇気を振り絞って、自分で選んだHなビデオをカウンターまで持って行けたとしても、レジの店員にタイトルを確認されるなんて....その上、バーコードを「ピッ」とされるなんて(※普通の事です).....」


「おいおい、恥ずすぎる!」



「しかも、万が一、『身分証見せてもらえます?』なんて言われた日には(※これも普通の事です)....」



「その場で卒倒してしまうぞ!」



か弱き乙女のようなタッグである。



ただ、その恥ずかしさと裏腹に、日々ほとばしるこの熱い想いをどう発散すればよいのか。



うーむ....



教室の隅っこでか弱き乙女タッグはひっそりと悩んだ。



そこでふと、僕は思い出す。



遊びに行く為に、家から一人で自転車で走っていて、偶然、中の見えにくい怪しい自販機を見つけた事を。


そして、そこがちょうど大通りの裏路地で、人通りが少ない場所である事を。



僕がその話をすると、

「それしかないか!」

と意見が一致し、計画を練ることになった。



だがしかし、乙女タッグには実戦経験に乏しい事が問題だった。


つまり、どのビデオが良質なのか、パッケージだけで嗅ぎ分けらる自信が全くなかったのだ。



現在であれば、モデルやアイドルも真っ青なぐらい可愛い女の子が、Hなビデオに出ちゃうのも当たり前になりつつあるが、当時のビデオはやはり玉石混交....


もっと言えば石、石、石、石、玉?.....いや石じゃん、これ!


というぐらい可愛い子を探すのが困難な時代であった。



深夜、家族が寝静まったのを確認

物音を立てないよう細心の注意を払いながら起きる

友達から借りたビデオをデッキに入れる

ガチャンという音にビックリして、周囲を見渡す

何なら息を殺して、ドアの外を確認する

再生ボタンを押す。

もう一度、息を殺してドアの外を確認する

一安心してワクワクしながら見始める

画面に母親ぐらいの歳のおばちゃんが、だいぶ疲れた顔して出現

無言で停止ボタンを押す

天を仰ぐ

...なんて事はよくある事だった。


せっかく大金を払って購入して、そんな事になるのはまっぴらだ。



ここはやはり上田に来てもらうしかないだろう。




「上田は目が肥えている」




それは我々エロス道場生の中でも周知の事実だった。

上田がオススメして貸してくれるビデオはいつもすごい良質なものだった。

それは師匠である相沢も認めるところであった。




「よし、上田に選んでもらおう」


乙女タッグは上田に話を持ちかける事にした。

(いつのまにか収拾つかなくなってきたので、一旦休憩。また次回。バイバイアグラ。←OUT)