今日は久しぶりに一日休みだったので、谷九のドラムショップACTへ行くついで、久しぶりに上本町ハイハイタウンにある「れんげラーメン」を再訪。


だいぶ昔の日記(アブラの思い出)でも書いたけど、高校時代よく通った思い出の店。


店に入ると、高校時代の雑多な店構えとはうって変わって小綺麗な店内に相変わらず意表を突かれる。
でもやっぱり桑田佳祐似の店主と奥さんらしき店員さんが元気に迎えてくれてホッとする。



おっ!



メニューを見ると前回来た時には無かった「れんげスーパーラーメン」なるものが加わっている。



説明書きには...


~10年来のお客様のご要望にお応えしてニンニクたっぷりのれんげラーメンの再現です~



うわっ、自分の事を言われてるみたいで、何か恥ずかしい(笑)。要望したことはないが。
確かに前回ちょっと違和感があったもんね(まぁ結局おいしかったけど)。


こういうの見てると、卒業してもなつかしがって食べに来るお客さんが結構いるんだろうなぁ、と思って、もうそれだけでなんかグッとくる。


もちろんそのれんげスーパーラーメンと、定番の半チャンセットを頼む。


ラーメンを作っている最中も、相変わらず気をつかって水をやたらくんでくれる。そういや、そうだったな~。


店内を色々観察しながら待ってると、ラーメンが出来上がる。



さぁついに本当にあのときの味と再会だ。


ラーメンを一口すする。

...

うん..


...


二口目をすする。


...



こんなんだったっけな?(笑)


いや、おいしいんだけど、十年以上前の記憶だから、もはや覚えてないみたい。人間の記憶の適当さよ。


チャーハンを食べつつ、ラーメンを食べすすめていくと、だんだんあの頃の記憶が戻ってくる。そうそう、この味だよ。うん、おいしい、おいしい。


そういえば、あの頃は食べログはおろか、ネットもあんまり普及してなくて、自分の足でおいしい店を探すしかなかったよな~。


好みの店を発見した時は嬉しくて、意味もなく何度も通ったり。


そんな事を考えながら、食べていると、高校時代、一緒にれんげラーメンをよく食べに来ていた親友を、また思い出す。


高校時代はほとんどいつもつるんでいたのに、卒業して、だいたい浪人になって、そのゴタゴタの中で、何となく疎遠になってしまった親友。


そのあとも何度か連絡を試みたけど、結局関係は修復できず、もはやここ数年は全く音沙汰がない。


元気にしてるかな...


だんだん気になってきて、食べている最中に思いきってメールしてみる。



「元気してる?」

「れんげラーメンに久しぶりに来てて、突然ですがメールしてみました」



返事はすぐに返ってきた。



アドレス エラー



...そうだよな。もう何年連絡取ってないんだろう。


そして、もはや連絡さえ取れなくなってしまった。



意気消沈しつつ、ラーメンを食べ終える。


桑田佳祐似の店主がニコニコしながらまた水を入れてくれる。


この人は変わってないな。


ごちそうさまでした、と挨拶して、勘定を済ませる。




またこの店に来るたびに、親友を思い出すのかな。



そう思うと、何かつらいな。



...




いや、違うか。




まだ「幸せ」なんだ。





変わらないこの店があるから、僕らはまだかろうじて繋がってる。



親友のことを思い出してる。




忘れないでいれば、いつかまた会えるかもしれない。



冗談を言って一緒にまた笑える日が来るかもしれない。



気長に待てばいい。




そうだよな。



うん。




...店を出て歩きながら、そう思った。



ありがとう、れんげラーメン。



また食べに行きます。