僕が好きなミュージシャンはたいがい死んでいるか、引退しているかが多いので、なかなか生で観れる機会が滅多にないのだが、3月になってまさかまさかのビッグな来日公演が立て続けにあったので、思わず見に行ってしまった。
まず、ボブ・ディラン。
最近、かっこいい新譜が続けてリリースされてて、何だかジイさん妙にノってるな、と思っていたら、ここにきて怒濤の来日ライブハウスツアー。大阪だけでも5夜連続!「あんた、今でもドームぐらい満員にできるでしょ!てか、体大丈夫かい!」ってツッコミたかったけど、昔から先が読めない人なので、まぁとりあえず元気なうちに見ておこう、ぐらいの気持ちで、チケットをゲット。
しかし、いざライブを見てみると、「参りました!」の一言。相変わらずオリジナルとはかけ離れたアレンジで、サビが来てどの曲がわかるのはご愛嬌。だが、そのアレンジや演奏が「古いのにモダン」な雰囲気を出しまくり、もはや目を閉じても音だけでノってしまう。ディランは基本オルガンを弾きながら歌い、たまにブルースハープやギターを演奏する。歌も含めてどれも決してうまくない...いやはっきり言うと「下手」なのだが(笑)、何故か心にジワジワ染み渡っていく味わい深さがあるのだ。「Just Like A Woman」が演奏された瞬間に、思わず涙が出てしまった。周りを見渡すと、パンクキッズ、50過ぎの禿げ散らかしたスーツのオッサン、20過ぎの若いカップル、ヒッピー風の親子連れ...様々な人の心を平等にうつんだろう。やはりこの人は元祖ポップ・アイコンであり、一人の詩人だった。
そして、昨日はAC/DC。
こちらもなかなか来日しない事で有名なので、「まぁ元気なうちに」という事で見に行った。そして案の定コテンパンにぶちのめされて「参りました!」の一言。
まず、会場周辺が異常。ジャニーズかと思う程、グッズ売り場に長蛇の列。主に売っているのはメンバーの団扇やプロマイドではなく、ダサめのTシャツと、AC/DCのトレードマークである頭につけるツノ(赤く点灯する)。開演で会場のライトが消えた瞬間、このツノがいたるところで赤く点灯し、神戸の夜景の様に光り輝いていたのには笑ってしまった。
肝心の本編はもうスタジアムロックとは何たるかを体現した様なライブ。曲によって多少違いはあるが、正直どの曲も同じだ(笑)。しかし、シンプルなゆえに、初めて聞く曲でも気持ちよくノれる。次のサビではもう歌える。みんなで歌える。鐘鳴らしたり、大砲うったりと、お約束の演出なのに、毎回テンションが上がってしまう。もはや伝統芸能の域です。ボーカルのブライアンもあんな声出し続けて、まだ健在なのも驚異的だ(しかも最近ブルース風味が出て、一層良い)。
しかし何と言っても、リードギターのアンガス・ヤング。60手前の小さなオッサンが頭を振り、所狭しとステージ内を駆け回り、飛び跳ね、挙げ句ストリップなんか始めたりする(笑)。そんな派手なアクションしながら、全く音がよれない気持ちいいギターは職人技だ。スクリーンにでかでかと映し出されたアンガス・ヤングを見て、「ロックンロールの鬼だ」と僕は思った。あんなに絵になる人は見た事がない。
ボブ・ディランは毎日セットリストもアレンジも違うけど、AC/DCは一貫して同じセットリストで盛り上げる、という様に対照的ではあるけど、どちらも「自分の音楽に対する真剣さ」という根本から来ているんだろう。だから時代に媚びず、今もパワフルに活躍できる。2つのライブを見ていて、僕は襟を正されるような思いがした。
....あまりにテンションが上がって、書きすぎてしまった。全く知らない人には申し訳ない。一応そういう方の為に動画を載せたので、もし興味があれば見てください。本当は有名な「Like A Rolling Stone」(Bob Dylan)や「Back In Black」(AC/DC)を紹介するのがいいんだろうけど、流れ続ける歌詞のイメージがかっこいい「Subterranean Homesick Blues」と、リアルタイムで聞いてかっこいいと思った「Stiff Upper Lip」を気分で載せました。
そして僕らも大御所に負けてはいられません。ロックンロール・スーサイドも来週ライブをします!
3/24(wed)
@千日前TRIBE
「CLAPPER presents EVERLSTING ROCKS」
LOUISIANA FALCON 3(from 島根)
けのび
風乱-FU-RAN-
ROCK AND ROLL SUICIDE
福井友樹(Urgency Supply)
森智義
open 17:30
start 18:00 (僕らの出番はトップバッターです)
adv \1500
door \2000
チケット取り置きしてますので、書き込みorメールなど連絡をお待ちしております。よろしくお願いします!
**よくお世話になっていたアメ村Clapperがまさかの火災で当分営業停止になってしまったので、その代替公演として千日前TRIBEでやる事になりました。残念ですが、Clapperの再開をモーリモリ願っております!
まず、ボブ・ディラン。
最近、かっこいい新譜が続けてリリースされてて、何だかジイさん妙にノってるな、と思っていたら、ここにきて怒濤の来日ライブハウスツアー。大阪だけでも5夜連続!「あんた、今でもドームぐらい満員にできるでしょ!てか、体大丈夫かい!」ってツッコミたかったけど、昔から先が読めない人なので、まぁとりあえず元気なうちに見ておこう、ぐらいの気持ちで、チケットをゲット。
しかし、いざライブを見てみると、「参りました!」の一言。相変わらずオリジナルとはかけ離れたアレンジで、サビが来てどの曲がわかるのはご愛嬌。だが、そのアレンジや演奏が「古いのにモダン」な雰囲気を出しまくり、もはや目を閉じても音だけでノってしまう。ディランは基本オルガンを弾きながら歌い、たまにブルースハープやギターを演奏する。歌も含めてどれも決してうまくない...いやはっきり言うと「下手」なのだが(笑)、何故か心にジワジワ染み渡っていく味わい深さがあるのだ。「Just Like A Woman」が演奏された瞬間に、思わず涙が出てしまった。周りを見渡すと、パンクキッズ、50過ぎの禿げ散らかしたスーツのオッサン、20過ぎの若いカップル、ヒッピー風の親子連れ...様々な人の心を平等にうつんだろう。やはりこの人は元祖ポップ・アイコンであり、一人の詩人だった。
そして、昨日はAC/DC。
こちらもなかなか来日しない事で有名なので、「まぁ元気なうちに」という事で見に行った。そして案の定コテンパンにぶちのめされて「参りました!」の一言。
まず、会場周辺が異常。ジャニーズかと思う程、グッズ売り場に長蛇の列。主に売っているのはメンバーの団扇やプロマイドではなく、ダサめのTシャツと、AC/DCのトレードマークである頭につけるツノ(赤く点灯する)。開演で会場のライトが消えた瞬間、このツノがいたるところで赤く点灯し、神戸の夜景の様に光り輝いていたのには笑ってしまった。
肝心の本編はもうスタジアムロックとは何たるかを体現した様なライブ。曲によって多少違いはあるが、正直どの曲も同じだ(笑)。しかし、シンプルなゆえに、初めて聞く曲でも気持ちよくノれる。次のサビではもう歌える。みんなで歌える。鐘鳴らしたり、大砲うったりと、お約束の演出なのに、毎回テンションが上がってしまう。もはや伝統芸能の域です。ボーカルのブライアンもあんな声出し続けて、まだ健在なのも驚異的だ(しかも最近ブルース風味が出て、一層良い)。
しかし何と言っても、リードギターのアンガス・ヤング。60手前の小さなオッサンが頭を振り、所狭しとステージ内を駆け回り、飛び跳ね、挙げ句ストリップなんか始めたりする(笑)。そんな派手なアクションしながら、全く音がよれない気持ちいいギターは職人技だ。スクリーンにでかでかと映し出されたアンガス・ヤングを見て、「ロックンロールの鬼だ」と僕は思った。あんなに絵になる人は見た事がない。
ボブ・ディランは毎日セットリストもアレンジも違うけど、AC/DCは一貫して同じセットリストで盛り上げる、という様に対照的ではあるけど、どちらも「自分の音楽に対する真剣さ」という根本から来ているんだろう。だから時代に媚びず、今もパワフルに活躍できる。2つのライブを見ていて、僕は襟を正されるような思いがした。
....あまりにテンションが上がって、書きすぎてしまった。全く知らない人には申し訳ない。一応そういう方の為に動画を載せたので、もし興味があれば見てください。本当は有名な「Like A Rolling Stone」(Bob Dylan)や「Back In Black」(AC/DC)を紹介するのがいいんだろうけど、流れ続ける歌詞のイメージがかっこいい「Subterranean Homesick Blues」と、リアルタイムで聞いてかっこいいと思った「Stiff Upper Lip」を気分で載せました。
そして僕らも大御所に負けてはいられません。ロックンロール・スーサイドも来週ライブをします!
3/24(wed)
@千日前TRIBE
「CLAPPER presents EVERLSTING ROCKS」
LOUISIANA FALCON 3(from 島根)
けのび
風乱-FU-RAN-
ROCK AND ROLL SUICIDE
福井友樹(Urgency Supply)
森智義
open 17:30
start 18:00 (僕らの出番はトップバッターです)
adv \1500
door \2000
チケット取り置きしてますので、書き込みorメールなど連絡をお待ちしております。よろしくお願いします!
**よくお世話になっていたアメ村Clapperがまさかの火災で当分営業停止になってしまったので、その代替公演として千日前TRIBEでやる事になりました。残念ですが、Clapperの再開をモーリモリ願っております!