最近「バイク乗りたいな」と思った日に限って、神におちょくられているかのように雨ばっかりだった。

ドアーズの「Riders on the storm」は身震いする程カッコいいけど、そうはいっても雨の中バイクで走ると後悔しか残らないので、よほどでない限り乗らない事にしている。

しかし、たまたま昨日の夜は晴れていたので、「南へ行くぞ!とりあえず和歌山ぐらいまで(適当)!面舵いっぱーい!」と久しぶりに無謀ドライブに出かけちゃったのである。

『十五の夜ドライブ』

僕はそう呼んでいる。行くあてもわからぬまま、彷徨い続ける、二十六の夜...。

...二十六?

まぁわけのわからんオッサンでも青春18キップが買えるわけだし、よしとしよう。

なんちゃって防寒で望んだものの、冬将軍は容赦なかった。ナポレオンも負けるはずだ。関空を越える頃には指や足が寒さで凍りつき、何か頭も朦朧としてきて、暴走したい衝動がだんだん強くなってくる。


やばい、このままでは三面記事を飾って死んでしまう。そしてワイドショウで最近の社会情勢に関連づけて適当なコメントをつけられてしまう。

和歌山まであと一歩という場所で停車。そびえ立つラブホテルの前で、一人バイクにまたがって迷う。

和歌山まで行くべきか引き返すべきか。

達成感という面では行くべきだろうか。しかし行ったところで和歌山に果たして何がある?(和歌山県の方、失礼..笑)

う~む...。

ホテル脇の排水溝からは湯気が立ちのぼる。ラブホテルは今日も有象無象の愛を育んでいるのだ(湯気にどう関係あるか知らんが)。

僕はとりあえずコンビニを見つけて、入る。体を暖め、ホッカイロを購入。ついでにケンコバのたまらん店 (グルメ本)もなぜか購入。

パラパラめくると、ケンコバのグルメ本はなかなかおもしろそうだった。

「帰って読も~」

次の瞬間、僕は迷わず引き返し、家路を急ぐのであった。


(精神年齢)十五の夜。

....ひどい日記だ。