8/30 西日本編5日目
この日は朝早く起きてNとともにちんちん電車で古湯・道後温泉へ。道後温泉は聖徳太子、夏目漱石、昭和天皇も入ったという古くからの名湯らしい。N父君のアドバイスに従って、一番高い霊の湯の個室コースを選択。個室に案内されて、備え付けの浴衣に着替え、温泉に入る。温泉を出て個室に戻ると、お茶と団子が出され、それをいただきつつ、夜明けの街を見ながら涼む。なんて風流なんだ。感動を覚えつつ、天皇の入ったお風呂と座敷も見物し、大満足で出る。温泉前の商店街は大半閉まっていたが、たまたま開いていた和菓子屋で松山名物・醤油餅を食べる。もちろんうまい。意気揚々とN家戻って、立派な朝ご飯をいただいた後、別れを言ってN家を出発する。本当にNとN家の人々には何から何までお世話になりました。この坂本、心からお礼申し上げますm(_ _)mまたいつか歌いに行きます(笑)。

(左)道後温泉は「千と千尋」に出てくる温泉のモチーフだという噂。でも、ホンマそんな感じ。
(右)湯上りで茶を飲みつつ、夏目漱石の気分に浸る僕
ちんちん電車駅でお世話になったNとも別れ、松山駅から今度は高松へ。電車から見える四国の風景には何というか本州にはない穏やかさがある気がした。高松に着いたのはもう午後3時ごろ。昼飯もまだだったので、やはりここはUDONでしょ。と、雑誌を見ながら、美味そうな店を探す。駅から歩くこと20分。入ったのが、「うどん棒」という有名店。一見普通のうどん屋。席に着くとと、切り盛りしている女将がドスの効いた声で「何にじまず?」。見た目も相まってすごい迫力である。少し怯えながらも、涼しそうな「ぶっかけうどん」を注文。さすがは有名店、麺も腰があって最高にうまい。ものの数分で平らげて、早々と店を出る。いや~うまかったな~。と休憩がてら、高松公園へ。もうこの時点で当初予定していた高知県行きは変更となった。だって時間がないんだもん。

うどん棒のぶっかけうどん 公園は広く、「たまには…」とギターを練習していると、横から6~7歳くらいの少年が一人「何してるの?」とやってくる。どうも蝉を捕まえに来ているらしく、虫かごと網を持って「蝉、一緒に捕まえてや!」とせがんでくる。懐かしさもあり、承諾して近くの木々でしばし蝉取りに没頭する。少年は慣れてるらしくなかなかうまい。僕ははるか昔に少し記憶があるくらいなので、何回もミスっては少年にブーブー文句を言われる。あっちこっちでそんな風にやりとりしていると少年も気を許したのか、色々とせがんでくる。こっちも気を許していると、携帯を奪われ、気づけば公園を流れる小川のせせらぎの中で携帯が「プクプク…」
オーマイガーーーーーーーーーー!!!!!
お前はやっていいことと悪いことの区別がつかんのか!!!急いで携帯を救出し、念入りに水を切るも、電源は入らず…やってしまった。特にこの一人旅では携帯なしでは非常に心細い。「もう、ええわ!」と、ギターケースの元に戻ろうとする。すると、少年は構って欲しいのか今度はギターケース(布製)を持って走り出す。典型的なわんぱく小僧の行動パターンである。おいっ!!!!今度も追うが、結局ケースも水と泥にまみれる。もはや怒る気にもなれず、とぼとぼと荷物の元に戻る。なおも少年は構ってくれといわんばかりに抱きついてきたり、ちょっかいを出してくる。しかしこの尋常ではないしがみつき様は、何か事情あるんかな。「ったく…。」と、また少年の遊びに付き合う。(←結局ヒマなのである)。
ふと、時間を見ればもう五時を回っている。「もう帰らな、最近は一人でいたら危ないぞ。」と釘をさす。俺も行かないと。聞けば、ばぁちゃんが迎えにくるらしい。僕も駅に戻る支度をし終わって、別れを言おうとするもどこにも姿が見えない。遠くで、少年とばぁちゃんが喋ってるような声が聞こえる。何だ、行っちゃったのか。結局そのまま高松駅に戻る。少し淋しかった。少年の純粋さは何だか忘れていたものを僕に思い起こさせた。少年よ、ありがとう。君もいずれは大人になるんだね。でも人の携帯は水に濡らしちゃダメなんだよ。

高松のわんぱく小僧。これは公園のハトを捕まえた時。
夕方の高松駅前は弾き語りの聖地だった。女子高生や大学生などが凌ぎを削っている。「よ~し」と僕も参戦する。(いつから弾き語り野郎になったんだろう?)。もちろん高松に響くブルース・ロック・歌謡曲のおっさんメドレーは若者の足を止めるわけがない。いつも通り30~50代のおっさんおばはんが少し遠くから眺めてくるだけだ。が、今回は20代くらいの女の子が立ち止まって話しかけてくれた。ギターを始めたらしく、色々聞かれたが、僕自身そんなに詳しくなく練習嫌いなので、「とりあえず好きな曲をひたすらやれば、うまくなりますよ!」なんて適当なことを言ってしまう。あぁ…もっと色々言えたのに。
そんなこんなでライブは終了し、その後徳島へ。もう夜も更けてきたな。徳島につくと、もう23時ごろだった。とりあえず、マンガ喫茶はないかと繁華街っぽいところを目指してひたすら探す。しかしどうも行ったところは心斎橋の裏通りのような歓楽街で、マンガ喫茶のマの字もない。肝心の携帯は潰れている。時は刻々と過ぎてゆく。今日は野宿かな…。と、ふと見ると公衆電話がある。そしてひらめく。あっ、タウンページ!未だかつてこんなにタウンページが愛しく思えた時はない。喜び勇んで、タウンページで探し、駅の近くに一件見つける。何だ、駅前にあったのかよ!来た道をまた戻る。体が重い。かばんも重い。やっとのことで何やら怪しげなマンガ喫茶を見つけて、入る。明日やっと大阪に戻れるわぁ。もちろん即就寝。
この日は朝早く起きてNとともにちんちん電車で古湯・道後温泉へ。道後温泉は聖徳太子、夏目漱石、昭和天皇も入ったという古くからの名湯らしい。N父君のアドバイスに従って、一番高い霊の湯の個室コースを選択。個室に案内されて、備え付けの浴衣に着替え、温泉に入る。温泉を出て個室に戻ると、お茶と団子が出され、それをいただきつつ、夜明けの街を見ながら涼む。なんて風流なんだ。感動を覚えつつ、天皇の入ったお風呂と座敷も見物し、大満足で出る。温泉前の商店街は大半閉まっていたが、たまたま開いていた和菓子屋で松山名物・醤油餅を食べる。もちろんうまい。意気揚々とN家戻って、立派な朝ご飯をいただいた後、別れを言ってN家を出発する。本当にNとN家の人々には何から何までお世話になりました。この坂本、心からお礼申し上げますm(_ _)mまたいつか歌いに行きます(笑)。

(左)道後温泉は「千と千尋」に出てくる温泉のモチーフだという噂。でも、ホンマそんな感じ。
(右)湯上りで茶を飲みつつ、夏目漱石の気分に浸る僕
ちんちん電車駅でお世話になったNとも別れ、松山駅から今度は高松へ。電車から見える四国の風景には何というか本州にはない穏やかさがある気がした。高松に着いたのはもう午後3時ごろ。昼飯もまだだったので、やはりここはUDONでしょ。と、雑誌を見ながら、美味そうな店を探す。駅から歩くこと20分。入ったのが、「うどん棒」という有名店。一見普通のうどん屋。席に着くとと、切り盛りしている女将がドスの効いた声で「何にじまず?」。見た目も相まってすごい迫力である。少し怯えながらも、涼しそうな「ぶっかけうどん」を注文。さすがは有名店、麺も腰があって最高にうまい。ものの数分で平らげて、早々と店を出る。いや~うまかったな~。と休憩がてら、高松公園へ。もうこの時点で当初予定していた高知県行きは変更となった。だって時間がないんだもん。

うどん棒のぶっかけうどん 公園は広く、「たまには…」とギターを練習していると、横から6~7歳くらいの少年が一人「何してるの?」とやってくる。どうも蝉を捕まえに来ているらしく、虫かごと網を持って「蝉、一緒に捕まえてや!」とせがんでくる。懐かしさもあり、承諾して近くの木々でしばし蝉取りに没頭する。少年は慣れてるらしくなかなかうまい。僕ははるか昔に少し記憶があるくらいなので、何回もミスっては少年にブーブー文句を言われる。あっちこっちでそんな風にやりとりしていると少年も気を許したのか、色々とせがんでくる。こっちも気を許していると、携帯を奪われ、気づけば公園を流れる小川のせせらぎの中で携帯が「プクプク…」
オーマイガーーーーーーーーーー!!!!!
お前はやっていいことと悪いことの区別がつかんのか!!!急いで携帯を救出し、念入りに水を切るも、電源は入らず…やってしまった。特にこの一人旅では携帯なしでは非常に心細い。「もう、ええわ!」と、ギターケースの元に戻ろうとする。すると、少年は構って欲しいのか今度はギターケース(布製)を持って走り出す。典型的なわんぱく小僧の行動パターンである。おいっ!!!!今度も追うが、結局ケースも水と泥にまみれる。もはや怒る気にもなれず、とぼとぼと荷物の元に戻る。なおも少年は構ってくれといわんばかりに抱きついてきたり、ちょっかいを出してくる。しかしこの尋常ではないしがみつき様は、何か事情あるんかな。「ったく…。」と、また少年の遊びに付き合う。(←結局ヒマなのである)。
ふと、時間を見ればもう五時を回っている。「もう帰らな、最近は一人でいたら危ないぞ。」と釘をさす。俺も行かないと。聞けば、ばぁちゃんが迎えにくるらしい。僕も駅に戻る支度をし終わって、別れを言おうとするもどこにも姿が見えない。遠くで、少年とばぁちゃんが喋ってるような声が聞こえる。何だ、行っちゃったのか。結局そのまま高松駅に戻る。少し淋しかった。少年の純粋さは何だか忘れていたものを僕に思い起こさせた。少年よ、ありがとう。君もいずれは大人になるんだね。でも人の携帯は水に濡らしちゃダメなんだよ。

高松のわんぱく小僧。これは公園のハトを捕まえた時。
夕方の高松駅前は弾き語りの聖地だった。女子高生や大学生などが凌ぎを削っている。「よ~し」と僕も参戦する。(いつから弾き語り野郎になったんだろう?)。もちろん高松に響くブルース・ロック・歌謡曲のおっさんメドレーは若者の足を止めるわけがない。いつも通り30~50代のおっさんおばはんが少し遠くから眺めてくるだけだ。が、今回は20代くらいの女の子が立ち止まって話しかけてくれた。ギターを始めたらしく、色々聞かれたが、僕自身そんなに詳しくなく練習嫌いなので、「とりあえず好きな曲をひたすらやれば、うまくなりますよ!」なんて適当なことを言ってしまう。あぁ…もっと色々言えたのに。
そんなこんなでライブは終了し、その後徳島へ。もう夜も更けてきたな。徳島につくと、もう23時ごろだった。とりあえず、マンガ喫茶はないかと繁華街っぽいところを目指してひたすら探す。しかしどうも行ったところは心斎橋の裏通りのような歓楽街で、マンガ喫茶のマの字もない。肝心の携帯は潰れている。時は刻々と過ぎてゆく。今日は野宿かな…。と、ふと見ると公衆電話がある。そしてひらめく。あっ、タウンページ!未だかつてこんなにタウンページが愛しく思えた時はない。喜び勇んで、タウンページで探し、駅の近くに一件見つける。何だ、駅前にあったのかよ!来た道をまた戻る。体が重い。かばんも重い。やっとのことで何やら怪しげなマンガ喫茶を見つけて、入る。明日やっと大阪に戻れるわぁ。もちろん即就寝。