今週は月曜から4日間、放出の町工場でイーアルFUNKY労働者やってました。

 朝早く起きて、夜まで汗だくなって働いて、帰って風呂入って寝る、そしてまた朝早く起きるというノーマル・ライフを久しぶりに送りました。基本就寝時間が朝7時の僕にもそんな生活が送れるんだということを実感。いくらダメ人間と揶揄されようと、きばれば何でもできるもんです。脱☆ダメ人間!…何だかポップですね。

 もともとは一日のみの派遣の仕事で、しかも頼まれたのが当日の朝。ちょうど今週はヒマで、かつしかるべき壮大な計画(後述)のための資金繰りにも困っていて「坂本はん、絵に描いた餅は食えまへんでぇ。」と頭の中でミナミの帝王が口を歪めて言うので、「へい、わかりやした、萬田はん。今週には何とかします。」と承諾。即、現場に急行です。

 その依頼されたC社は100人ぐらいがベルトコンベアの前に立ってひたすら同じ作業を繰り返すというウチの派遣バイトの間では有名な重労働・低賃金・劣悪環境のB企業(Bが表すものは個人の判断に委ねます…笑)だったので、「ついにこの日が来たか…」とちょっとドキドキしてたのですが、行ってみると一見普通の小さい町工場。「ホンマにここか?」と住所を調べても間違いはない。すると、中から帽子に作業着姿の人の良さそうなおっさんが「お~、来てくれたか!」とお出迎え。実は同じC社でもここだけが独立してて、おっさん(てか定年を超えているので、もはやじいさん)社員2人だけで切り盛りしてるようです。よかった~、とひとまず胸を撫で下ろす。

 仕事はピンク色の粉末石鹸を作って、それをビニール袋に包んで様々なダンボールに詰めて出荷するというのなんですが、作業は全て機械がやってくれるので、仕事は基本的にその管理のみ。だからそれほど重労働でもないのですが、工場内が暑い。自然と汗だくFUNKY管理者です。しかし、機械の機敏で正確な動きは見ていてうっとりします。これは僕のじいちゃんから引き継がれている機械工の血でしょうか。僕が個人的に好きだったのは、ビニール袋の余分な端をつまんでダンボール内に押し込める機械。本当に器用につまむんです。ビニール袋の端を。あぁ伝えたい、あの流麗な動きを。 しかし、何といってもこの仕事を4日間も続けることにしたのは、仕事の楽さよりも2じいさんの人の良さに尽きます。どちらも定年を超えているのにパワフルかつバリ寛容。西村さんはいつも明るく、おしゃべりで大胆で、いつも3時の休憩に「本日のいっぽん(ジュース)」を買ってきては「もっと飲み~」とたらふく飲ませてくれました。一方、広末さんは研究者っぽく物静かで人見知りですが、絵と旅行が好きで、一緒に○(円)をフリーハンドでどこまできれいに書けるかということを勝負しながら、だんだん打ち解けていきました。西村さんは同じ話を何回もするし、広末さんは3日目にぎっくり腰になったけど、じいちゃんと孫の対話のようにアットホームに溢れていました。

 最終日だった今日はたった4日間だったにも関わらず、すごい淋しい気持ちになり、帰りに橋の上で夕日を見て、2じいさんとの思い出を重ね合わせ、しばし感傷に浸ってしまいました。出会いというものは素晴らしい。2じいさんの冥福を祈ります…。南無。


失礼(笑)。



 さぁ明日からはいきなりですが2週間ほど「日本縦断ぶらり旅」に出発します!学生最後の夏休み、くだらないことに全力をかける次第でございます。