もう皆さんすっかりお忘れだと思いますので、いつぞやの青春ドドメ色の無人島編です。新しい話はまだですが近々まとめてアップしたいと思っています。少々お待ちをm(_ _)m
(第1章)
今回は「冒険」についてお話しましょう。「冒険したいなぁ」と、ふと思ったことはないだろうか?いや、必ず誰しも一度はあるはず。特に少年というものは「冒険」という言葉にめっぽう弱い生物なのである。その「俺にさわると火傷するぜ、ベイビー」的スリルといい、「またやっちまったぜ…フッ」的達成感といい、あ~~~もうホレボレなのである。だからやたらと少年は冒険をしたがる。ひとたびヒマがあれば、わざわざチャリで1時間かかるところまで漕いで行って、やってやったぞ記念にその近くのコンビニでバブリシャス(←少年の少年による少年のためのガム)を一個買って、いそいそと帰る、なんて絵に描いたように無駄なことをしちゃうのも少年ならではのことである(俺だけか?)。
そんな少年の冒険心の集大成と言えば、やはり『無人島サバイバル』ではなかろうか?無人島…そのアバンギャルドな響きにみんなコロッとやられてしまう。その日を食い繋ぐだけの食糧、今日死ぬかもしれないという緊迫感、何が潜んでいるか分からないジャングル、頼れるのはこの手に握ったナイフ1本のみ…どこをどうとっても冒険ではないか、みんなそう思って無人島サバイバルに憧れる。しかし、ここで少年達は重大なミスに気づいていない。それは「無人島」といえば見渡す限りの青い海、どこまでも続く綺麗な白い砂浜、燃えるような太陽、といったイメージだが、よく考えると(よく考えなくても)、単に人がそこに住んでいなけりゃ「無人島」なのであって、民家のある島に近くても、誰かが近くでテント張って夜中までワイワイ騒いでいても、海が汚くて濁っていても、たとえ昼間そこが海水浴場で、子供が頻繁に海の中でシッコスをその海水の成分に密かに混じらせていても立派な「無人島」なのである。そこに気づいていない少年が何と多いことか。僕もそんなアホな少年の一人であった。 いつだったっけなぁ、僕達が無人島でキャンプするのを決心したときは…たぶん高校1年の冬だった気がする。僕は昔からボーイスカウトに入っており、いろんなとこでキャンプをしてはアホな事をして、僕の頭の「恥ずかしライブラリ」に記録されるということを繰り返していた。高校生になり、行動範囲も自主性も広がってきたところで「今年の夏は思いもよらないところへキャンプに行こう」という案が同じボーイスカウトをしている友達から出た。みんなは賛成した。じゃあどこに行こうか?という時になると僕は即座に言った。「う~ん、やっぱ無人島でしょ。」僕ははるか昔に『トムソーヤ』の子供向けの本を読んで以来、「人間、一度は無人島に行くべきなのだ」と常々思っていたのである。僕は少年だった。そんな無謀な僕の発言に対してみんなは言った。「それやな。」みんなも少年だった。
というわけでアホな少年達は地図を見たり費用、日程、内容、目的(ボーイスカウト活動には常にこれが必要であった。あくまで名目上だが…)を考えつつ、夢の無人島計画を一歩一歩現実に近づけていったのである。
(第2章に続く)
(第1章)
今回は「冒険」についてお話しましょう。「冒険したいなぁ」と、ふと思ったことはないだろうか?いや、必ず誰しも一度はあるはず。特に少年というものは「冒険」という言葉にめっぽう弱い生物なのである。その「俺にさわると火傷するぜ、ベイビー」的スリルといい、「またやっちまったぜ…フッ」的達成感といい、あ~~~もうホレボレなのである。だからやたらと少年は冒険をしたがる。ひとたびヒマがあれば、わざわざチャリで1時間かかるところまで漕いで行って、やってやったぞ記念にその近くのコンビニでバブリシャス(←少年の少年による少年のためのガム)を一個買って、いそいそと帰る、なんて絵に描いたように無駄なことをしちゃうのも少年ならではのことである(俺だけか?)。
そんな少年の冒険心の集大成と言えば、やはり『無人島サバイバル』ではなかろうか?無人島…そのアバンギャルドな響きにみんなコロッとやられてしまう。その日を食い繋ぐだけの食糧、今日死ぬかもしれないという緊迫感、何が潜んでいるか分からないジャングル、頼れるのはこの手に握ったナイフ1本のみ…どこをどうとっても冒険ではないか、みんなそう思って無人島サバイバルに憧れる。しかし、ここで少年達は重大なミスに気づいていない。それは「無人島」といえば見渡す限りの青い海、どこまでも続く綺麗な白い砂浜、燃えるような太陽、といったイメージだが、よく考えると(よく考えなくても)、単に人がそこに住んでいなけりゃ「無人島」なのであって、民家のある島に近くても、誰かが近くでテント張って夜中までワイワイ騒いでいても、海が汚くて濁っていても、たとえ昼間そこが海水浴場で、子供が頻繁に海の中でシッコスをその海水の成分に密かに混じらせていても立派な「無人島」なのである。そこに気づいていない少年が何と多いことか。僕もそんなアホな少年の一人であった。 いつだったっけなぁ、僕達が無人島でキャンプするのを決心したときは…たぶん高校1年の冬だった気がする。僕は昔からボーイスカウトに入っており、いろんなとこでキャンプをしてはアホな事をして、僕の頭の「恥ずかしライブラリ」に記録されるということを繰り返していた。高校生になり、行動範囲も自主性も広がってきたところで「今年の夏は思いもよらないところへキャンプに行こう」という案が同じボーイスカウトをしている友達から出た。みんなは賛成した。じゃあどこに行こうか?という時になると僕は即座に言った。「う~ん、やっぱ無人島でしょ。」僕ははるか昔に『トムソーヤ』の子供向けの本を読んで以来、「人間、一度は無人島に行くべきなのだ」と常々思っていたのである。僕は少年だった。そんな無謀な僕の発言に対してみんなは言った。「それやな。」みんなも少年だった。
というわけでアホな少年達は地図を見たり費用、日程、内容、目的(ボーイスカウト活動には常にこれが必要であった。あくまで名目上だが…)を考えつつ、夢の無人島計画を一歩一歩現実に近づけていったのである。
(第2章に続く)