今回は「恋」についてお話しましょう。
いつの時代も「恋」は万人に許された唯一の魔法である。これ一つで人をあっという程変わらせてしまうから驚きである。例えば、すごいゴツくて、体中から「押忍!」と聞こえてきそうな兄ちゃんが、彼女の誕生日プレゼントに何を買うか迷って100%女の子なショップで数時間一人悩みつくす姿は見るに耐えないものがある。事情を知らなければコンプリート変態である。ハリーポッターだってこんな事できやしないだろう。そう、ここまでさせてしまうのが「恋」なのである。
僕も薄いながらも変な所で濃いこの20年間で、いろんな恋が生まれては散っていきました。バイトでの恋、予備校での恋、大学での恋、ニカラグアでの恋、ナメック星での恋...その中でも今回は僕の初恋について話してみようと思います。いつも通りこれは内密にね。だって恥ずかしいじゃん?トウバンジャンじゃん?ジャンボ尾崎じゃん?
私の記憶が確かならば~(久しぶりに聞いた?)、僕の初恋は小学校6年生の時。お相手は同じクラスで、クラスの隠れマドンナ的存在の「はるか」ちゃん。まぁ僕は当時はころころ好きな子が変わるタイプで、この子が好きと思ったらあの子も好きって状態で、はるかちゃんの前にも10人ぐらい小学校で好きな子がいたんやね。う~ん、年の割にはお・ま・せ・さ・ん(←死ね)。でもそのおませ小学校人生でも本気で「これは、そ、その...俗にいう...『恋』というやつなのかもしれない」と思ったのははるかちゃんが初めてであった。
そんな淡い初恋が始まったのが、ある雨の日の休憩時間。小学校では中学高校のように、ボケとツッコミという制度はまだ完全に整備されていないので、話題は大半が昨日のテレビがどうだったとか、野球選手で俺は誰が好きだとか、じゃんけん必勝テク見つけた、など今考えればどうでもいい話ばかりである。その日は昨晩「木曜洋画劇場」かなんかでやってた『マネキン』という、人間がマネキンに恋をして、実はそのマネキンは人間で、元に戻ってめでたしめでたしというディズニーさながらの映画に感動して、それを言いたくて朝からうずうずしていた。休憩になって、いざ『マネキン』を見た人とその感動を分かち合おうとするが、誰も見ていない...「う~ん、これではあの苦労を乗り越えたマネキンカップルに申し訳がたたないではないか...」とやけに責任を感じ、ひたすらいろんな人に「マネキン」「マネキン」話しかけまくった。
その時、当時アイドル顔で隠れファン多数のはるかちゃんがなんと「私も見た見た!」と言ってくれたのである。僕は調子に乗って『マネキン』の端から端まで二人で語り尽くした。すると、話が後半に進むにつれ、何だか今度は僕たち二人が『マネキン』の気分になってきて、世間で言う「ちょっといい感じぃ~」になっちゃったのである。あともう一歩で僕は...その時、授業開始を告げるチャイムが鳴り響き、はるかちゃんとは結局何もないまま別れて席に向かった。その直後、僕はちょっと机の角でひじを打ってしまった。「びぃーーーーん!!」ひじに電気が走った。「痛ぁ~...あっ!」僕はそこであることを思い出した。『結婚相手と出会う時には電流が走ったようになる』...ということは僕のお嫁さんはまさかはるかちゃん!?参ったなぁ...えへへ。と奇妙な笑みを浮かべて、ノートの端にあいあい傘を書いては消しつつ授業を過ごした。
後半戦につづく
いつの時代も「恋」は万人に許された唯一の魔法である。これ一つで人をあっという程変わらせてしまうから驚きである。例えば、すごいゴツくて、体中から「押忍!」と聞こえてきそうな兄ちゃんが、彼女の誕生日プレゼントに何を買うか迷って100%女の子なショップで数時間一人悩みつくす姿は見るに耐えないものがある。事情を知らなければコンプリート変態である。ハリーポッターだってこんな事できやしないだろう。そう、ここまでさせてしまうのが「恋」なのである。
僕も薄いながらも変な所で濃いこの20年間で、いろんな恋が生まれては散っていきました。バイトでの恋、予備校での恋、大学での恋、ニカラグアでの恋、ナメック星での恋...その中でも今回は僕の初恋について話してみようと思います。いつも通りこれは内密にね。だって恥ずかしいじゃん?トウバンジャンじゃん?ジャンボ尾崎じゃん?
私の記憶が確かならば~(久しぶりに聞いた?)、僕の初恋は小学校6年生の時。お相手は同じクラスで、クラスの隠れマドンナ的存在の「はるか」ちゃん。まぁ僕は当時はころころ好きな子が変わるタイプで、この子が好きと思ったらあの子も好きって状態で、はるかちゃんの前にも10人ぐらい小学校で好きな子がいたんやね。う~ん、年の割にはお・ま・せ・さ・ん(←死ね)。でもそのおませ小学校人生でも本気で「これは、そ、その...俗にいう...『恋』というやつなのかもしれない」と思ったのははるかちゃんが初めてであった。
そんな淡い初恋が始まったのが、ある雨の日の休憩時間。小学校では中学高校のように、ボケとツッコミという制度はまだ完全に整備されていないので、話題は大半が昨日のテレビがどうだったとか、野球選手で俺は誰が好きだとか、じゃんけん必勝テク見つけた、など今考えればどうでもいい話ばかりである。その日は昨晩「木曜洋画劇場」かなんかでやってた『マネキン』という、人間がマネキンに恋をして、実はそのマネキンは人間で、元に戻ってめでたしめでたしというディズニーさながらの映画に感動して、それを言いたくて朝からうずうずしていた。休憩になって、いざ『マネキン』を見た人とその感動を分かち合おうとするが、誰も見ていない...「う~ん、これではあの苦労を乗り越えたマネキンカップルに申し訳がたたないではないか...」とやけに責任を感じ、ひたすらいろんな人に「マネキン」「マネキン」話しかけまくった。
その時、当時アイドル顔で隠れファン多数のはるかちゃんがなんと「私も見た見た!」と言ってくれたのである。僕は調子に乗って『マネキン』の端から端まで二人で語り尽くした。すると、話が後半に進むにつれ、何だか今度は僕たち二人が『マネキン』の気分になってきて、世間で言う「ちょっといい感じぃ~」になっちゃったのである。あともう一歩で僕は...その時、授業開始を告げるチャイムが鳴り響き、はるかちゃんとは結局何もないまま別れて席に向かった。その直後、僕はちょっと机の角でひじを打ってしまった。「びぃーーーーん!!」ひじに電気が走った。「痛ぁ~...あっ!」僕はそこであることを思い出した。『結婚相手と出会う時には電流が走ったようになる』...ということは僕のお嫁さんはまさかはるかちゃん!?参ったなぁ...えへへ。と奇妙な笑みを浮かべて、ノートの端にあいあい傘を書いては消しつつ授業を過ごした。
後半戦につづく