意のままにという言葉。
時として相談を受ける事がある。
私的に相談とは、自分なりの方策があって、
その考えを他人に聞いてもらい、確認fがしたい様に
感じる時もある。
そしてその相手から意見をもらって、自分なりの
解釈に置き換え、解決へ向かう。
あくまで決めるのは、自分であるという事。
意のままに事が進むなんて事は、皆無に等しいのでは。
何でもかんでも思い通りに事が進めば、不満を探し
始めるのではないか。
満足と不満足があって、バランスが保てるのでは。
いつも書くように、求める人と求められる人。
だからバランスがあって、時には求め、時には求める。
誰かの役にたったり、誰か支えてもらったり。
そもそも相談を誰かにするという事は、
その人に話せば解決できるかもしれないと、
思える人にしか、相談はしないのでは。
ならば、わざわざ相談を話してくださる人に対して、
精一杯の聞き役になる事が、まず礼儀作法というもの。
営業の世界でも、美容師さんの世界でも同じだと想う。
なぜ、お客様は美容室に来てくださるのか。
なぜ、お客様は私に話をしてくださるのか。
美容業界のメーカーさんやディーラーさんは
こんな事をよく言う。
「お客様は提案を待っています」
私はそう思っていないんです。
保険業界に置き換えれば、「押し売り」でしょ。
カウンセリングというヒヤリングをして、提案をする。
そのカウンセリング力が伴っていないから、
押し売りになったりもする。
個人的解釈ですが、カウンセリングとは、
「ご用聞き」ではないんです。
お客様が、ああしたい、こうしたいを叶える事が
営業マンや美容師さんの役割ではないと思うんです。
その希望を叶える事も、もちろん必要です。
もっと必要なのは、「問題提起」ではないですか?
お客様が気付いていない事、
又は、お客様自身が気付いてはいるものの、
言葉に出せずにいる事を察知し、分かりやすい言葉で、
言い換えて、代りに話す事。
その言葉に出せないでいる事や、気付いていない事を
自ら指摘し、優しく指摘する事で、お客様は、
「そうなんですよ」という心理になり、
「分かってくれる」と思ってくださり、安心して任せられる
のではないでしょうか?
質の高いカウンセリングをする事で、
相応の質の高い自分作りを怠るわけにはいきません。
1円でもお金を頂戴する以上、プロなのです。
低レベルでのプロフェッショナルと、
高レベルのプロフェッショナル。
その違いは、「ご用聞き」ではなく、
「問題提起」ができるか否かで判断できるように思うんです。
目先の問題提起ではなく、その問題をクリアした時の
先にある問題提起をする事で、より信頼を獲得できるのでは。