こんにちは、生殖心理カウンセラーの菅谷典恵です。

 

「夫が妊活のことを勉強してくれない」という話題はあるあるなんです。一般的な内容に改変してご紹介したいと思います。

 

「排卵がどういうことなのかわかってない」

「人工授精と体外受精の区別もついてない」

「わからないことがあっても、自分で調べもしない」

 

つまり、このようなことで困っているのはあなただけではない!ということです。

 

男性は体の構造が女性とは違い、当然、月経や排卵もありません。ということは「排卵」「生理」と言われても、実感として掴めていないのだと思います。

逆もありますね。髭が生えてくる感じとか、女性にはなかなか想像がつかないことがあると思います。

妊活は究極のジェンダーです。

 

批判を承知でお伝えすると、このように考えるとある程度諦めもつきますし、妊活のことはその都度教えてあげてください(怒ってしまうと逆効果です。むしろ覚えてくれたことがあったら、大袈裟に褒めるよう努めてみましょう)。それでも興味を示してくれなかったら、あなたが治療を主体的にコントロールしても良いということです。

もちろん男性も理解する必要はあります。

 

もしまだ「あなたも勉強してほしい。なぜなら、一緒に頑張っている気持ちを持てるから。」と言葉で伝えてないとしたら、言語化して伝えてください。

言葉にしていない気持ちを相手に察してもらえることはないと思いましょう。妊活が「大変だ」ということも、本当はどのような言葉をかけて欲しいのか、ということも素直に伝えてみてください。

 

また、生理周期を把握し一緒に管理する方がしっくりくるカップルもいます。それで関係がうまくいっているのならなんら問題ではありません。

 

カウンセリングでも一般的な治療の説明はいたします。お一人でご利用になってもお二人でも料金は変わりません(お得!)。ご主人も一緒に来ていただければ、男性にもわかるように説明します。男性は往々にして「ええかっこしい」なところがあるじゃないですか。カウンセラーの前では、治療のことも理解し協力的であろうとしてくれます。この流れをきっかけとして変わってくれることもあるので、都合よくご利用いただけますと幸いです。