長さんこといかりや長介は、踊る大捜査線で名脇役を演じ、私はすっかりファンになっておりました。逝去された時は残念な思いをずっと引きずっておりました。

 

ドラマのセリフではありますが、そんな長さんの言葉。

 

 

強くなることはないです。
弱い自分に苦しむことが大事なことなんです。

人間は元々弱い生き物なんです。
それなのに、心の苦しみから逃れようとして強くなろうとする。
  
強くなるということは鈍くなるということなんです。
痛みに鈍感になるということなんです。 

 自分の痛みに鈍感になると、人の痛みにも鈍感になる。
自分が強いと錯覚した人間は他人を攻撃する。

痛みに鈍感になり優しさを失う。
  
いいんですよ、弱いまんまで。


自分の弱さと向き合い、それを大事になさい。
人間は弱いままでいいんですよ、いつまでも…。

弱い者が手を取り合い、生きていく社会こそが素晴らしい。