こんにちは、生殖心理カウンセラーの菅谷典恵です。
やや刺激的なタイトルで始めてみましたが、心理カウンセリングというと構えてしまうというか、ハードルが高いなとお思いの方も多いと思うのですが、実際に心理カウンセリングを受けたことがない方の中には、
「本当は必要なのに利用しない方」と
「いらないから利用しない方」
両方の方がいらっしゃると思います。
ではどのような方が「本当は必要なのに利用しない方」なのでしょう?
答えを先にお伝えします。
ズバリ「同じことを頭の中でぐるぐると考えてしまう方」です!
自分で自分のことを決めて迷わない方がいれば、
なかなか決められず、決めても迷ってしまい、自分の決断が正しかったのかずっと迷う方もいます。
どちらが正しいということではないのですが、迷う気持ちを反芻するのは心のエネルギーを消耗するんですよね。
考えすぎて、私はどこかおかしいのではないか?と思われることもあるでしょう。
カウンセリングにお越しになるときは、考えがまとまっていなくて大丈夫です。一緒に考えを整理していく過程を共にするのがカウンセリングです。
頭の中のぐるぐるした話を私に聞かせていただくと、私も患者さんと一緒にぐるぐると考えます。私がぐるぐるすることで、ご本人はご自分の考えを、少し距離を取って客観的に見られるようになります。
何らかの気づきにつながるわけですね。
また、「予約した時と気持ちが変わってしまって、何を話せばよいのかわからない」という方もいらっしゃいますが、その気分の変遷をお話しししていただければ大丈夫です。ご自分の気持ちが客観的に見えてきて少しすっきりします。むしろ少し時間が空いてから来ていただくのは効果的です。
「夫や友達に話すのと何が違うのか?夫が理解してくれるから十分ではないか?それなのに見ず知らずの人に自分のもっとも繊細な話をして楽になることなんてあるのだろうか?」
という疑問もお持ちだと思いますが、夫婦であっても、治療のことはだんだん話さなくなってくることが多いのです。お互いの知識量が乖離してくることもあります。その点、生殖心理カウンセラーは治療のことはよく知っております。説明する必要がありません。また、カウンセラーは見ず知らずの人でないといけません。知らないからこそ話しやすいんですね。しがらみのない関係って案外楽なんですよ。
「カウンセリングではどんなことを話したらよいのでしょうか?」[心理] | リプロダクションクリニック東京 公式ブログ (ameblo.jp)
上記の記事も参考になさってみてください。