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文学フリマへの道!

ここでは同人誌作成までの日々と、各メンバーの好きなことを記事にしていこうと考えています(´・ω・`)
文学だとかマンガだとかアニメだとかゲームだとか音楽だとか

リプロメンバーの中で一番音楽好きな"M"です。

そんな私は今回、昨日発売となったイギリスのロックバンド、Biffy Clyroの新作『Opposites』について語ります。


このBiffy Clyroというバンドはイギリスのグラスゴーという地で結成され、2002年にデビューしています。

その後5枚のアルバムを出しているのですが、前々作ではイギリスのチャートで2位、前作では3位を獲得するなど、イギリスではけっこうな人気があるんですひらめき電球

対して日本では……というと、「好きな人はめっちゃ好き!」という感じでしょうか…
アメーバのグルっぽではメンバーは5名しかいませんでした…残念!
・°・(ノД`)・°・

来日公演は夏の野外フェス、サマーソニックに2008年と2010年と出演し、単独公演もあったようです。
僕は2010年のサマーソニックで観たんですが、
すんごいかっこ良かったですよー!
人が少なかったから、かなり近くで見れたし……



さて、そんな彼らの新作『Opposites』ですが、
本当に何と言いますか…心躍らされるというか、ロック魂をくすぐられるというか…

何もかもが絶妙なのです!
畳み掛けるような、盛り上げるような曲もあれば、じっくりと歌い上げる曲もあり!

音楽ニュースサイトBARKSの記事から引用させてもらうなら、

“単純にいい曲でありながら、どこかひねくれていて、他の誰にも似ていない”

ホンマその通りです!

下にこのアルバムの曲のPVへのリンクを貼っておくので、ぜひ聴いてみてくださいひらめき電球


最後にどんな音楽が好きな人にオススメかというのを書いておくと……

洋楽なら、MUSE・Arctic Monkeys・Coldplay などUKロックの激しいバンドたちや
Nickelback・Linkin Park・Hoobastank みたいなのが好きな人にもオススメですひらめき電球

邦楽なら、ONE OK Rockや9mm Parabellum Bullet・Boom Boom Satellites・
凛として時雨などが好きなひとにオススメですひらめき電球


本当に多くの人に聴いてもらいたいし、好きになってもらえるアルバムです。


http://www.youtube.com/watch?v=myc_RViTHhY

オポジッツ/ビッフィ・クライロ

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さて、作品紹介のトップバッターを務める私“淡夏(仮名)”が紹介するのは、

紅玉いづき作の『青春離婚』です!
以下、長文ネタバレ注意。


“ 11月22日いい夫婦の日にわたし達は離婚をする。”


『青春離婚』は 星海社のウェブサイト“最前線”の企画カレンダー小説内で期間限定公開されていた短編小説です。
カレンダー小説は“七夕”、“ホワイトデー”、“敬老の日”などの記念日にちなんで様々な作家が小説を書くというもので、同作は11月22日(いい夫婦の日)にちなんで書かれた作品です。



高校入学でのクラス分けにて、主人公の佐古野郁美佐古野灯馬という男子学生と出会う。
二人は同じ名字のため、周囲から“夫婦”と呼ばれるようになる。

郁美は家庭環境のために“ストレス性の顔面痙攣”を患っており、中学の頃に「ケイレン」といいうあだ名をつけられたりしてコンプレックスを感じていた。
そのためか、“夫婦”と呼ばれることにもストレスを感じ、快く思ってはいなかった。

だがある日、灯馬は郁美にある提案を持ちかける。
それはスマホ用のアプリを作るから、郁美のアプリのキャラクターをデザインして欲しいというものだ。

灯馬が作ったのは学校の時間割などを、アプリの使用者みんなで管理できるようにするスケジュールアプリで、郁美は“ヤギ”の絵をマスコットとして提供した。

アプリはリリースされ、学校の中でも人気となっていく。
その共同作業を通じ、郁美は灯馬の風のように清々しい人柄に惹かれていくのだが……。



こう書いてしまえば、二人は順調に恋人関係になっていくと思われるでしょう。
ですが、二人の関係は決して恋人のそれではありません。

“夫婦という一足飛びな関係は、あまりに心地よかった。だから、わたしはここから踏み出せないでいた”

もう、ね、この切なさがたまらないんですよ!
片思いの相手に対する恋愛感情を成就させるには、相手との関係を一端壊さなければならない。
けれど、その関係が強固なものであればあるほど、壊すのは難しくなりますよね。
だって、壊したからって恋愛関係になるとは限らないし、もう二度とそのような関係に戻れる保証なんて無いんですから。
しかも、それが“夫婦”という“友達”よりも強い絆を連想させる言葉で繋がってしまったものだから、余計に壊すのが怖くなる。

けれども郁美は、その関係を壊す決断をします。
物語後半、進級した灯馬の下に、彼に好意を寄せているであろう後輩が登場します。
郁美は彼女の存在を疎ましく思うものの、同時に“夫婦”の関係にすがっているのは自分だけではないかと思い始めます。
そして、母親が離婚し自分の姓が“岡本”に変わるのをきっかけに“離婚”することを決意します。
灯馬の、大好きな人の時間をこれ以上奪わないために。

“いい夫婦ってなんだろう。
 私は知らない。
 そんなものはないのかもしれない。幻想だったのかもしれない。だからこそ、なりたかったのかもしれない。
 でも、なれなかった。
 なれなかったんだと、わたしは思った”

恋愛感情の一番厄介なところは、それが独占欲に帰結してしまうところです。
ただ、自分の“好き”という気持ちに正直に生きるのなら、相手のことを考えたりすることなんかできやしません。
でも、相手のことを考えない限り、相手が自分のものになることなんかない。
恋愛の苦しみは、そういうものだと思います。

“わたし達は、離婚をする”

そうして二人の関係は終わりを告げるのですが……。
結末は、是非本編を読んで感じてもらいたい。
おそらく物語としてはありふれたもので、でも、だからこそ希望や救いがあるんです。


もしこれを読んでいるあなたが、郁美と同じような気持ちを抱えているのなら読んでみてください。
小さな希望かもしれませんが、きっとそこには救いがあると思いますよ。


読んでみたいと思った方は、星海社の『カレンダー小説下』かコミック版を手にとってみてください。

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