今回はお騒がせしちゃったようで🙇

タイトル見てアンサー記事かよ、オイオイなんて思わないでください。

全く違います。



音楽関係のデザインの依頼がありまして、とある日本人ラッパーさんのことを調べておりました。

追って行くうちに大変興味深く、また感動さえ覚えてしまったので、こちらに共有したいと思います。




Hiphopや音楽、興味ない方はスルーしてくださいませ。




Hiphopシーンでよく見られる「BEEF」。

単なる個人的な感情で始まるものでなくHoodのプライドをかけて、スタイルの違いなどを曲で争い、対立すること。




US Hiphopでは有名な東と西の対立。


2Pac vs. The Notorious B.I.G.






EAST同士の対立。

Jay-Z vs. Nas






最近ではDrakeとMeek Millなんかも有名ですね。


実は、調べていた日本人ラッパーさんも15年BEEFをされていたそうです。


その相手は、KREVAでした。





KREVAさんといえば、武道館ライブで成功を収めたまさに第一線のメジャーなラッパー。
ナルシストなイケメンでもあります。


そのKREVAさんをdisったのがOZUROSAURUSの MACCHOさん。
この方も反骨精神バリバリの地元横浜をレペゼンする伝説的ラッパーです。


※写真は全てお借りしてます


このOZUROSAURUSがKREVAをdisった曲が「Disrespect 4 U」という曲でした。


この曲をリリースしてから2人の確執は生まれ言葉の応酬は15年続きます。


しかし、最近、このお二人で楽曲をリリースされかなり話題に!


この曲の中で、MACCHOが、お坊ちゃんのKREVAに対し「いいか、僕ちゃんよく聞いときな、ZEEBRAが来る前に今のうち逃げな、心配してんぞ、お前んちのママ、それかひとりで俺んち来るか?Ha?」というフレーズがあるのですが、まさに横浜アリーナというOZUROSAURUSの地元横浜にマイク一本持ってKREVAは乗り込んだのです。


それがこれ。




「Player's player」ってサッカー用語で全選手の中でつけられるベスト賞で「こいつがベストだ」という賞。
ZORNさんという方の声掛けで実現したこの楽曲。
長年DISりあっていた2人が横アリで共演という事でかなり話題になったそうです。
横アリをsold outにする為に仕掛けらたのではなどと噂もありますがそれはそれで置いておきます。


第一線で活躍されているお二人だからこそこの楽曲は「神曲」とまで言われてます。


なにしろ、いがみあっていたお二人、ラップスキルはどちらも素晴らしいし、最後2人で舞台を去る姿に感動さえもしてしまいます。


ネガティブな感情をポジティブなメッセージに変えBEEFが悲劇を生み出さないために、リスナーに希望を与えたおふたり。


カッコいいわ。
日本の音楽シーンも捨てたもんじゃないなと。