突然ですが皆様,「創彩少女庭園」というプラモデルシリーズをご存じだろうか。
公式の説明はこんな感じ。
創彩少女庭園』とは、「森倉円」氏をメインデザイナーに迎えて展開中のスクールガールプラモデルシリーズです。
メインキットのほか、カスタム用素体やアレンジウィッグ、布製衣装とのコーディネートによって様々なアレンジができ、小物を用いて日常の中の様々なシチュエーションを再現する事が可能です。引用元:
キャッチコピーは
「私たちはキャンバス、何にだってなれる。」
比較的組み立てやすく、入手も容易な方なので、個人的に美プラ初心者にオススメしたいシリーズです。本日はそんな中からつい最近発売された「薬師寺久遠」のご紹介いたします。
0.薬師寺久遠のキャラ設定
創彩少女庭園のキャラクター達にはそれぞれにキャラ設定、CVが存在しています。(例外はある。)
今回のレビュー前に公式から引用してみます。
薬師寺久遠(やくしじ・くおん)
桃桜(とうおう)高校 3年A組 出席番号41
誕生日:2/1
星座:水瓶座
血液型:AB型
CV:渡部恵子
普段は少々(?)ポンコツなおっとりお嬢様、しかしカメラの前では凄まじい演技力を発揮する天才女優少女。
課外活動を通じて俳優業に出会い、名家の箱入り娘だった今までの自分では知りえないようなキャラクターの人生を演じること、「何にだってなれる」ことを心から楽しんでいる。
代表作は現在放送中の人気ヒーロー番組『無限邂逅メガロマリア』の主人公・篝火真里亞。演技のことばかり考えている上に、極度のマイペースで会話が苦手なため面接には落ちてばかり……。引用:
今回のレビューには必要の無い情報ではあるのですが、折角なので載せてみました。次から本格的に商品の紹介に入っていきます。
1.スタイル
もうネタバレしますが、この娘滅茶苦茶動きます。ですが、それを感じさせないほど巧妙に関節が隠されているように感じます。
技術の進化を感じますね。
2.付属品
1.台座
創彩少女庭園はデフォルトで台座が付属しています。
しかもこの台座、結構面白くてですね・・・
別の創彩少女庭園についてる台座と連結ができます。
2.表情パーツ
創彩は基本タンポ済みフェイスが4つついているのですが、今回は一つ少ない3つ付属しています。
3.前髪
通常版の他に別売りのメガネ、これもまた別売りの「篝火真里亞」の付属品に対応したものが付属。
4.ハンドパーツ
表情がついた6組が付属。創彩少女庭園の共通パーツが付属。
持ち手(広)の穴は別売りの飲み物についているピンを差し込みます。
5.アイス
持ち手(狭)に持たせることができます。「かえし」のようなものがついているので保持力は問題なしです。
6.スマホ
持ち手(狭)に持たせる用のものが付属。ちょっと持たせるのは苦労するかもしれないです。
7.鞄
持ち手(通常)にもたせることができます。
8.スカート
3つ付属。上半身を付け替えることで装着できる仕組みです。
3.可動
可動範囲をさくっと見ていきましょう。
上半身は大きくのけぞることができます。のけぞっったらお腹がちらりします。癖を感じますね。
肩関節は引き出すことが可能です。
腕は二の腕にロール+二十関節で滅茶苦茶柔軟に動きます。単純に凄い。
下半身はスカートが一体成型になってる都合上そんなに動きません。膝も二重関節ではないので、深く曲げることはできません。
画像が最大まで曲げた状態になっています。マックスでこの程度なので正座なんてできません。
4.元ネタキットとの比較
あまり言っていませんでしたが、今回のキットは「薬師寺久遠【篝火真里亞衣装】」というキットのカラバリキットとなっています。元ネタキットは上半身・下半身共にびっしりと可動機構が備え付けられ、パーツ構成もそれをフルに生かせるようにつくってあるのですが、今回は先ほどもふれたように、スカートが一体成型になっているので、下半身の可動がほとんど殺されている形になっております。まぁ本来の創彩少女庭園はそれがデフォなので、元の鞘に戻ったという方が適切な表現かもしれませんが。
4.比較
ここからは他のフィギュアとサイズを比較していきます。
左からフィギュアーツ(約150mm)、本商品(約160mm)、figma(約145mm)
意外とおっきいのですね・・・色々と。
因みにコレは独り言ですが「白」でした。何がとは言いませんが。
5.おしまい
さて、いかがでしたでしょうか。個人的には折角元キットの下半身の構造そのまま引き継いでいたので、どうにかして活かしてほしかった感があるのですが、サクッと組み上げられるのは美点だと思います。今回紹介したキットのアマゾンリンクを用意しておくので、気になったら組み立ててみてください。
個人的には初心者に最もおすすめしたいキットの一つです。
組み立てやすさは数多のプラモデルをいじってきた私が保証します。
それでは、またどこかでお会いしましょう。ご覧いただき、ありがとうございました。






















