　
先日、どこかで聞いた話。

コンビニでのポイントカードやスマホ決済でのポイントやら割引やら。
あれって？どうなってるんだろう？何でポイントがもらえるんだろう？
どうして割引されるの？そのマイナスされた分は誰が負担しているの？
そう思ったことはありませんか？

考えてみたら不思議ですよね。
コンビニで買い物をする、カードを出す、ポイントがつく、そのポイントを貯めればお金として使える。

分かっている人も多いかと思いますがあれは、ポイントカードを提示した時の私たちの情報を譲り渡す代わりにポイント特典をもらっている、ということです。

何歳代の男が（女が）、一人で来たのか複数で来たのか、どのお店で何時頃に何をどれだけ買ったのか、支払い方法はどうだったのか。
さすがに私の名前までは把握しないでしょうが、ポイント番号でそれらがヒモ付けられて、今日一日の行動や数ヶ月間の行動傾向がデータとして集められます。
企業側は集めたそのばく大なビッグデータを活用して次の商品開発や店舗開発に生かす、という仕組みです。
そのデータを売っていたりもします。

つまり、お店お店でポイントカードを提示すれば、あなたという人間がいつどこで何をどうしたということがすべて丸わかりになる、ということになります。

いや、スマホ決済だとクレジットカードや銀行ともヒモづけられるから、そうなると「私自身」、名前や年齢、下手すれば住所なども把握されているのかも知れませんね。

なんとなく、怖いなぁ…。

ほんの数ポイントをもらうために、自分のデータをそっくりと渡す。
そしてそのデータがどこでどのように使われているのかまったく分からない。
今はまだ「見られている」だけかも知れないけれど、それが先々はもしかしたら「管理」に使われるかも知れない。中国のようにね。
まぁ共産国家と自由主義国家の違いはありますけどね。

だからといって、ポイントカードやスマホ決済が悪い、使っちゃダメだ、という事じゃなく、そういう仕組みなんだということを知った上で利用した方がいいと考えます。

「これってどういう仕組みなんだろ？」
「なぜなんだろう？」

そのような好奇心は、人から言われる場合じゃなく自発的にそう思った時こそいろいろと調べて解明し、自分なりの考え方（軸）を持つべきです。

いろんなことに興味を持ち、調べ、自ら自発的に情報を得ていってくださいね。

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2437：ポイントカードの謎