草木が芽吹き、のびやかにエネルギーを発揮する春![]()
人間も活動的になりますが、室内にこもり発散できない状態が続くと
陽気が過剰に上昇して体内に滞り上半身に不調が現れやすくなります。
春に多い「めまい」「のぼせ」「不眠」などは 春の陽気の上昇に伴う代表的な症状といわれています。
■春は「肝」の働きが乱れやすい
春に現れやすい体調不良は「肝」のコントロールが乱れ、機能が過剰に高まることで起こると考えられています。
肝の働きが過剰になると、本来貯蔵されるべき血が収まりきらず上昇し上半身に滞りやすくなります。
また、肝は「気」の流れを調整し、気血の巡りをスムーズに保つ重要な役割も担っています。
● 感情の「怒(ど)」
「肝」は感情の「怒」と深く関係し「思考を司る」器官ともいわれ、 精神的な影響を受けやすい臓器です。
怒りやストレスが過度になると、気が上昇し流れが乱れやすいため、
春はイライラしたり、怒りっぽくなりやすい季節と言えます。
● 体に現れる状態
春は「風邪(ふうじゃ)」が強くなる季節です。
風邪は上昇・拡散する性質を持つため、頭痛、鼻づまり、のどの痛み、顔やまぶたのむくみなど、
体の上部に症状が現れやすくなります。
肝の不調は 関節・靭帯・筋肉・爪・目などに現れます。
筋肉では麻痺や痙攣、硬直がみられたり、精神的緊張によるこわばりが生じることがあります。
爪は色つやが悪くなりもろくなりがちです。
目は充血や、感情が高ぶったときに涙が出やすくなるのも肝の機能亢進が影響しています。
血の巡りが悪くなると皮膚や毛髪のトラブルやしびれ、睡眠障害、月経周期の乱れなどが起こることもあります。
また、年度替わりの春は、職場や学校など環境の変化が多く、緊張やストレスをため込みやすい時期です。
「肝」は肉体的・精神的ストレスを受け止めるクッションの役割を担いますが、
過度なストレスが続くと気を巡らせる働きが低下し、感情のコントロールが難しくなり、
抑うつ状態を招きやすくなります。
■ 春の食養生
適度な「酸味」は肝の働きを整え、疲労回復や精神的なイライラを鎮めるとされています。
目の疲れを癒し、睡眠を深め、胃腸の働きを助ける効果も期待できます。
ただし、摂りすぎると胃腸を弱めるため、胃腸の弱い方は注意が必要です。
【酸味の食材】
酢、ヨーグルト、いちご、すもも、梅、グレープフルーツ、オレンジ、みかん、レモン、ゆず など
フーレセラピーでは『肝経』や「肝」と関係の深い『胆』の経絡を中心に施術します。
足裏・脚の内側そして脚の外側・頭お顔の横を中心にほぐすと春に乱れやすい肝の気を穏やかに整えることができます。
ちょっと当てはまるかもという方はぜひお試しください!
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