12月14日 午後3時頃 労働局から連絡が入る。
内容は「先週、ようやく会社社長Aさんと話すことができ、Aさんは、あなたへの支払いを認めました。」とのこと。
前回の件での調査の結果、クライアントからの支払いの証拠がかなりの手助けになったと思われ、調査前の請求額通りの$2202。
この額は、遡る1年以内でメールのやりとりから”仕事の依頼をされた”として受け取られるもの、そして、”コミッション”から算出されたものであり、電話で頼まれた業務、Aさんと居る時に指示されてやった業務、そういうものは全て”証拠”がないために、算出できないという事と、労働局への申請初日から1年以上前の分は時効ということで、このような金額になったのです。
約1年2ヶ月働いて、$2202。
この金額で、すんなりと納得して頂けなかったAさんの気持ちが、金額がどうとか言うよりも、何より悲しいことでした。
そして、労働局の人が言いにくそうに伝えてくれたのが「このAさんが、今月中は無理だと強く言うので、1月末を支払い期限にしましたが、よかったですか?」と、私に確認をしてきました。
私は、ただ一言「はい」と答え、この労働局の方が「ご理解ありがとうございます」と言ってくださり、これをもって、労働局としてのお役目は、とりあえず終了となったようです。
あとは、Aさんがきちんと期限までにお支払いいただければ、私のほうも、それで本当の終了ということになります。
ここまで来るまでには、もちろん、ブログでも細かくはお伝えしてませんが、やりきれない思いをすることもたくさんありました。
証拠がない、というだけで、どれだけの時間と労力を費やさなければいけなかったことか。
過去のメール(1年間以上分)から、全てのやりとりをチェックし、どれだけの仕事を頼まれて、そして、頼まれた仕事を遂行するのにかかった時間の算出など。
労働局へ出向くだけでも、私のパートタイムの仕事先に無理をきいてもらって時間を作ったり、車がない日は、友人が送っていってくれたり、と。
そして、証拠をきちんと提出してくれたクライアントの方々、証拠に基づいた事実をきちんと提示してくださった労働局の方、、、本当にそういう方々の協力、業務があってこその一歩一歩だったんです。
この件に関わってくださった皆様、そして、このブログを読んで応援のメッセージ、お電話などをくださった方々に、この場をお借りしてお礼を申し上げたいと思います。
本当にありがとうございました。
1月に無事に支払いを受ける事ができれば、これでブログのアップも終了となります。
しかしながら、このブログでも触れさせてもらっていた、元同僚のLさんは、今も尚、会社のほうが正当な請求額に応じてくれない為、引き続き労働局のほうが動いてくださっている状況のようです。
ここに、彼女と会社とのストーリー、そして、労働局へ申請した事により、身の回りに起こったことなどのレポートがブログになっておりますので、是非ご覧ください。
そして、身近にこのような会社が実在する、という事実を皆さまに是非知っていただきたく思います。
http://blog.livedoor.jp/hawaii_j1/
石田 由佳