冬は努めて、春(はる)は非情に、

虎に強さがあれば、鳥もまたつよさがあれば、

なかんづく目をみれば、大砲に恐れることなく、

紙一重にて、星になる

 

淀みに浮かぶうたかたは、国を他山の石とせず

祇園精舎に沖書をはしらす

秋の夜はふけて

諸行無常の響きあり

 

五稜の石垣、満るの都

島原の大絵、富士の裾野

 

山は小さく、雪は頂

豊穣の河川あり

三保の松原、

天女の羽衣、

 

南海の向きに放つ魚、

花と散るらん

弥生の空に

絵と千代に疼く。(まる)

 

鐘はいづこに、暁は(白く、眠りに、心に、文に、藤の花、世に、夏に、いろいろ)

 

皐月の木蘭、恋に泣く