飲み会でのことである。「何か芸をやってくれ」と言われた。「うちの部には伝統的に新人が芸をする。」と言われた。最近の若者は断るらしい。昔は断れなかった。僕らの世代は、いやだという人と嫌でない人がいた。会社に入ったら社風による。こういう会社はどうなんだろうか。芸というものの意義は何か。なんでもいうことを聞けという命令規則を作るためか。恥を忘れろということか。でも現実的に会社は上下関係があるだろう。そして、緩やかかどうかにかかわらず職場の人間関係に悩まされるだろう。
ただ、理性的に話すことを要求される職、そして会話ベースの職というのは芸と逆の人材が要るだろう。別に自分がくずれるから芸をやりたくないわけじゃない。記録されるから嫌なんだろう。こういうのが標準のメンタリティーなら伝統というのは緩やかな上下関係で、ルールは原則トップマネジメントがつくるだろう。芸を標準的に行うメンタリティなら、もっとモザイク状の力関係になるだろう。日本の会社ならボトムアップでルールを作ることはあまりない。私は、個人を批評することが好きではない。通常大人の態度ではない。昔からそうで、そのような教育を受けたというわけでもない。「分析」はする。ただ、通常コミュニケーションにも、コンバセーションにもそんな皮肉を使ったことがない。それが嫌いならマネジメントに好かれない。知っている。