マレーシアには、クアラルンプール以外の宿泊先はなかったと思います。しかし印象は強烈で、イスラム圏の方々と中国系の方々とインド系の人たちが住み分けをおこなっている、とこのように以後言及をしていたと思います。考えてみると普段あまり話題にはならない国で、意外に行ってみると良かったり、鮮やかな感覚を持つところがあるのかもしれません。その後もう一度行ってみたい国はと言われれば、「イギリス」か、「マレーシア」だと答えていました。近年は話題になることもあります。ですが、一泊で感じられるイメージというのはそのくらいでしょうか。中国語の看板をよく見かけていたと思います。
いくぶん失礼となる人はいるでしょうが、もう一つの話題はいわゆる「レンバン島」という日本人の抑留に関わる田島の話になります。戦後の抑留というものは今までシベリアを除いては話題にされたことが少なく、本件は若い人にとっては「新しい」イメージを与えるものであると考えていますが、戦争に関しては、控えめに言及いたしますが、埋もれた歴史というものが現実にあり、そのようなものを再認識させられたと考えてございます。そのような事実があったとしても言うことができないということが、社会にはいくらでも実在しております。さらには田島のプランテーションや英国人との会話のようなものについても、知っている人はいくらかいらっしゃるでしょうが、その時別の道に進んでいれば、家族史というものはまた違ったものであったろうと現実に感じるものもおります。このくらいにします。
今上天皇をはじめとされる方々は、戦争というものを重大にとらえておられます。しかし行啓されることができない場所が地球上で存在すると現実に皆感じておりますし、海外を含めた旅行が少しでも拡大という結果になるのであればすばらしいと思案してございます。さまざまな方々の旅行もそれに合わせて行われますことを私共も望んでおります。
本項目はここまで。