ハードウェア協約は一部です。IT全体が欧米にやり方を合わせるしかなく、インターネットの方向性については日本が述べる状況にはありませんでした。IP6になってから、個別のネットワークが敷かれるようになり、一人一人の情報を差別化することが可能になりました。「この人はこう考える、あの人はこう考える」だけでなく、思考の方向性を制御することを可能にしました。しかし、訓練次第で情報バイアスは取れます。これは会社の仕事以外の訓練が必要です。情報の取捨選択という自分なりのやり方、あるいは系統だったやり方を身につけるほかありません。ですが、そもそも個別インターネットはありました。「私の見ているものはインターネットではない。ミラーでもない。」このような状態が先ほどまでありました。個別IOTに関しても、どんどん進化していますが、外から入ることなどいくらでも可能だそうです。そもそも、S/Nはシリアルナンバーではなく、シグナルナンバーのようです。
それはあくまでIT上のもので、システム連携とは外務、防衛、その他産業全体に及ぶ考えになります。システム連携にとって、重要なことは標準化です。そして、他国がまねできないプロトコルを作成し、相手に押し付けることです。共同開発という名目で完成された物品、システムは非常にシンプルであり、状況の複雑さにかなうことはあまりありません。全体(overall)の製品としても、パーツとしても、責任ある組織や国家を確認しなければなりません。共有という言葉についても、あくまで意図の共有であり、この言葉に騙される人もいますが、責任の所在、管理者の所在は一国であると明示化されなければならないと考えます。IT事業者にとってもこの感覚は当然であり、SEとして仕事をしていればわかることです。私共はという「共」という言葉の意味は、誰か1人のリーダーを決め周りが付き従うというイメージになっているはずです。和製ではなく、漢文です。
社会には主人公が必要ではありません。リーダーや賛否両論の人物は当然としても、誰かの意図が世界を動かす必要もなく、情報のソースを明示化する必要が昔は当然ありませんでした。その意味でスパイという仕事は重要なものであって、あくまで人生は映画の世界だったと思います。プロジェクトXも作られた物語であり、真実だと思い込みたい(自分が)観客向けのシステムです。本当のリーダーは誰かわからない、そんな中を泳ぎ切ることが仕事であり、コンサルティングにこなれた人なら一瞬で、雰囲気で、キーパーソンを見抜くことができます。製品としては優秀だということは、そのような責任の体制を維持できることであり、(サポート含めて)、これを日本企業も得意としていました。現在のコンサルティングは、標準化された手法であり、自分が主人公であり、業界を丸ごと飲み込むようなモデルを追求しているような気がします。本来的なシェアの意味は、あくまで統計であり、目安にすぎず、一喜一憂の状況では非常に危ういと感じます。