すごく年季のある議論の一つですが、「障害者」と記載する場合、害を書かなければならないので「障がい者」と記載した方がいいという論調がありました。確かに少し印象が違うのかもしれませんが、この表記の論点そのものが微妙な感情を想起させますので、あまり「表記」の問題としてとらえるべきでないと、私は考えていました。そして、「体に少しハンディキャップがある方」という事を表現する適切な短い言葉がないと、実際に(実践的に)思っています。
しかし、このような論点と「社会的な成功、失敗」そのものの啓発的な議論、そして個人の能力、「ポテンシャル」を少なからず分割するような議論が社会には必要ではないかと私は思っています。
私は、求職登録の場合に、失業給付を受給していた権利関係よりハローワークで「障害者」として登録されていますが、それ以外は特段そのようなステータスにありません。ですが、その言葉は人を区別する上で非常に利用、あるいは悪用されやすいものだと感じていました。
そして、近年特に難しい事があります。組織のフラット化とマイノリティーに対する扱いについても論点が重なりがちであると考えています。今すぐに適切な単語、言葉が思い浮かぶわけではありませんが、このようなディベートを正確に提供するために、必要な「言論空間」のようなものを知識のある方々がつくっていく努力があればいい、と感じました。