マインドマップとは脳・教育分野の権威である、トニー・ブサン氏が考案したものです。本書の言葉を借りると、「頭の中で起きていることを紙の上に再現するノート術」です。ある事柄を紙の中心に書き、それに関連することを放射状に書いていきます。 本書では、幾度もマインドマップが活用されます。たとえば、自分自身の心理を把握する目的に用いられます。本書では、試験勉強において最も大切なことは、合格への決意を固めることとしています。そのためには、動機付けが必要であり、特に、内発的な動機付けが必要であると述べられています。そして、その内発的な動機づけを行うためには、心の内面が必要です。そんなときに、マインドマップを用いて、自分の心理を見つめるのです。

 本書で述べられていることは、言われてみれば当たり前のことです。たとえば、過去問を何回も解く、苦手分野を把握するなどです。しかし、当たり前のことではありますが、それをきちんと実行できているかと言うと、必ずしもそうとは言えないのではないかと思います。当たり前のことをきちんと実行するためのアイディアが数多く紹介されています。また、モチベーションを高めるためのイメージトレーニング法も紹介されています。