あしたぶたの日―ぶたじかん (あたらしい創作童話 (28))/矢玉 四郎

¥1,155
Amazon.co.jp

【著者】矢玉四郎
【対象年齢】小学校中学年
今回はベストセラーの「はれときどきぶた」のシリーズ作品からこの本を紹介します。
知名度は「はれぶた」の方が上なのですが、個人的にはよりナンセンスな内容の
こちらの作品の方が好みなのです。

【あらすじ】
主人公の畠山則安は、かべ新聞を作ることを思いつき、
ほんと新聞を書いて近所の掲示板に貼る。
しかし、新聞に書いたことが次々にもめごとになってしまう。
ひらきなおった則安は、うそ新聞を作るのだが、
なんと今度は新聞に書いたうそが次々に本当になっていく。
やけになった則安が次に作ったのは「ぶた新聞」。
はたして何が起こるのか…

【日常から非日常へ】
ナンセンスなドタバタ劇がこのシリーズ作品の面白さですが、
この本ではより一層磨きがかかっています。
ほんと新聞の身近でリアルな日常から、うそ新聞のファンタジー奈世界、
そしてぶた新聞のナンセンスでシュールな世界へと、どんどん読者を引き込んでいきます。
そして、やってくる「ぶた時間」。
現実には絶対ありえない出来事なのに、
巻き込まれた主人公の興奮と楽しさが伝わってきます。

ちなみに、このシリーズはアニメにもなっています。
映画とテレビアニメですね。
映画の方は私が小学生の頃なのでかなり古いはずです。
原作に忠実な内容で非常に面白かった覚えがあります。
テレビアニメの方は、原作とは少し違う話のようですが、こちらは未見です。
TVアニメーション はれときどきぶた DVD BOX