それはお昼寝のときでした。

ルーミア「……ねぇ、りんか」
カリンカ「ん、どうしたの?」
ルーミア「私たち、一緒に寝てるんだよね……?」
カリンカ「あぁ、そうだ……ね……」

そこで、気付いてしまいました。
私は今、ルーミアと同じ布団に寝ているのです。

カリンカ「気付いてしまうと、なんか落ち着かない……」
ルーミア「うぅ……、寝れる気が全然しない……」
カリンカ「かといってルーミアがいないのも落ち着かない……」
ルーミア「私もりんかが一緒じゃないと……」
カリンカ「落ち着け、素数を数えるんだ」
ルーミア「そすー?」
カリンカ「うん、13とか17みたいな1とその数以外では割れない数」
ルーミア「そーなのかー! 勉強になった!」
カリンカ「うんうん、いいことだ」
ルーミア「えへへ~、それじゃあ私もう寝ちゃうね?」
カリンカ「あぁ、おやすみ」
ルーミア「おやすみなさ~い」

普通に寝ていた事に気付いたのは起きてからでした。