お風呂がぬるい。
ふたりとも身体を洗って、あとは入るだけだったのですが、ぬるい。
とりあえず沸かすのですが、それまでどうしましょうかと。
ということで沸くまで二人でぬるま湯に浸かります。

ルーミア「う、ちょっと冷たい……」
カリンカ「段々あったかくなってくるからそれまで我慢だよ」
ルーミア「うー、こうなったらりんかであったまってやるー!」
カリンカ「あ、ほんとだあったかい」
ルーミア「人肌のほうが温かいお風呂ってどうなの?」
カリンカ「沸かし忘れで微妙だから仕方ないんだよ」
ルーミア「そーなのかー? うぅ、寒い……」
カリンカ「ふふ、この空間において一番温度が高いのはルーミアだからね」
ルーミア「ってとこは私は寒いままなのかー……」
カリンカ「お湯が沸くまでの辛抱だね」
ルーミア「ううぅ貧乏くじだぁぁぁ~」
カリンカ「なんていってるけど、結構温かくなってきてない?」
ルーミア「あ、お話してるとあっという間だね」
カリンカ「これでもうあんな思いをしなくて良いんだよ!」
ルーミア「嬉しいね! りんか!」

ひしっ!と抱きしめあってぬくぬくと。