ルーミアは月明かりが恋しくなったのだという。
日も落ちた頃、ルーミアから散歩の誘いがあった。
その理由は久しぶりに月の光にあたりたいとのことだという。
私は同意の旨をルーミアに伝え、余所行きの格好へと着替える。
ルーミアも頭につけたリボン、お札ではなく普通のリボンだが、
それを鏡を見ながら位置の調整を行っている。
そしてやがて家を出たのだが

カリンカ「ねぇルーミア」
ルーミア「ん、なぁに?」
カリンカ「いいことを考え付いた」
ルーミア「え、なになに?」
カリンカ「これからも度々ここにこよう」
ルーミア「あ、それいいね!そしたらおやつも持ってきたい!」
カリンカ「ん~、ナイスな返事だ」
ルーミア「えへへ、次はいつにしよっか?」
カリンカ「そうだね、来たくなったときでいいんじゃないかな?」
ルーミア「うん、えへへ、楽しみ!」

そうしてルーミアは、月明かりの空を浮かび遊ぶのでした。