ルーミアがなにやら独り言を言っている。
一体なんだと気になって耳を傾けてみると、そうやら台詞の練習のよう。

ルーミア「お茶の用意をなさい! …こうじゃない?」

どうやら明日に備えてお嬢様の練習をしているようです。
ルーミアは何か大きな勘違いをしているみたいだけど、大丈夫なのか?
あえて気付かれないように耳をそばだてていると今度は

ルーミア「りんか、お茶の用意を。 …こんな感じ?」

そして再び自問自答。ちなみに鏡の前でポーズまで取っています。
まぁ、それほどまでに明日が楽しみなのかなと眺めていると、
ふぅと一息吐いたルーミアが背後に気配を感じたらしく振り返り

カリンカ「はぁろ」
ルーミア「…みてたの?///」

うなずいたらルーミアが布団に潜り込んで枕に顔を埋めて脚をバタバタ。
言っておくけど、練習するってことは本番があるんだぞ…?