ルーミアがゴロゴロしている。
心を許されているのであろうことは嬉しいが、余りにも無防備。
薄いワンピース一枚で茹だって蕩けている様は可愛いのだけど。

カリンカ「…はぁ、あのさルーミア」
ルーミア「なぁに、りんか?」
カリンカ「可愛いくまさんだね」
ルーミア「っ!?///」

がばっと慌ててワンピースの裾を押さえる。
ルーミアの顔は郵便ポストすら真っ青の鮮烈な赤。
困ったような睨み付けるような乙女心の複雑さを体現した視線を投げられる。

ルーミア「あの、りんか…?」
カリンカ「ん、どしたの?」
ルーミア「今度からは、普通に教えてほしいんだけど…///」
カリンカ「いや、その前にちょっとは気を付けようよ」

ルーミアはばつの悪そうな顔をしました。
ちょっと空気がアレな感じになりましたので、ルーミアのもとへ。
頭をぽんぽんしてぎゅっとすれば、ほら、元通り。