突然だが、ルーミアは月光浴がしたいのだ。
本人曰く、妖怪は月明かりを浴びるとよく育つ、とのこと。
何か微妙に違う気がぬぐえないが、大まかには合っているので。
ですが、生憎と今日は雨なんです。雲が月明かりを飲み込んでしまって。
だからルーミアは月光中毒に陥ってしまって…。

ルーミア「う~、夜のお散歩いきたいよ~…」
カリンカ「だねぇ、雨じゃなきゃなぁ…」
ルーミア「雨雲の上まで飛んでみる!」
カリンカ「寒くて空気薄くて最悪だよ」
ルーミア「そーなのかー?…いったことあるの?」
カリンカ「一度だけね」
ルーミア「りんか飛べるの?!」
カリンカ「飛べないよ。でも飛んだ」
ルーミア「え?! え?」

実際飛行機乗ったことがあるだけなんですが。
生身で飛べる人々との文化の違いを利用したちょっとした遊びです。
後に混乱するルーミアに飛行機を説明しました。
ルーミアの解釈はこうです。

ルーミア「…背中にイスの付いてるおっきなとりさん?」