今日は、ルーミアはいつもより早く目を覚ました。
まだ早朝ですらない、深夜と呼ばれる時間帯にだ。
それにボクが気付いた理由は単純だ。ルーミアは、泣いていた。
カリンカ「ルーミア、どうしたの?」
ルーミア「えぐっ、りん、かぁ…」
まるですがりつくように、ルーミアはボクに強く抱きつく。
絶対に離さないと。なによりも饒舌に、震えるルーミアの姿は語っていた。
そんなに、怖い夢を見たんだね。
カリンカ「よしよし、大丈夫だよ」
ルーミア「りんか…、ずっと、一緒にいてくれるよね…?」
カリンカ「うん、ルーミアと一緒にいる。絶対に、寂しい思いはさせない」
ルーミアは、夢の内容を話し始めた。
それは、ボクのいない幻想郷。今までと同じように、気ままに夜を浮遊する。
寺子屋に通ってはいない。当然寺子屋の友達もいない。そして、ボクがいない。
今までは当たり前だったそれらが、今では寂しく、辛いものになった。
そう、ルーミアは語った。
だからボクは、ルーミアを強く抱きしめ、決してルーミアが寂しい思いをしないように
融けあうほどに。
まだ早朝ですらない、深夜と呼ばれる時間帯にだ。
それにボクが気付いた理由は単純だ。ルーミアは、泣いていた。
カリンカ「ルーミア、どうしたの?」
ルーミア「えぐっ、りん、かぁ…」
まるですがりつくように、ルーミアはボクに強く抱きつく。
絶対に離さないと。なによりも饒舌に、震えるルーミアの姿は語っていた。
そんなに、怖い夢を見たんだね。
カリンカ「よしよし、大丈夫だよ」
ルーミア「りんか…、ずっと、一緒にいてくれるよね…?」
カリンカ「うん、ルーミアと一緒にいる。絶対に、寂しい思いはさせない」
ルーミアは、夢の内容を話し始めた。
それは、ボクのいない幻想郷。今までと同じように、気ままに夜を浮遊する。
寺子屋に通ってはいない。当然寺子屋の友達もいない。そして、ボクがいない。
今までは当たり前だったそれらが、今では寂しく、辛いものになった。
そう、ルーミアは語った。
だからボクは、ルーミアを強く抱きしめ、決してルーミアが寂しい思いをしないように
融けあうほどに。