――――――振り向くな。
振り向いてはいけない。そのことに、気付けない。
知らないから、振り返ってしまう。
その言葉を聞いたら、もう遅い。それでも、
振り向くな。
ルーミア「」ガクガクブルブル
カリンカ「ルーミア…、落ち着いて、ね?」
ルーミア「りんかぁ…、怖いよぉ…」
カリンカ「大丈夫だよ、大体11年位前にもういなくなってるからさ?」
ルーミア「で、でも、もしかしたらまだ残ってるかも知れないんだよ!?」
カリンカ「そこはまぁ、アレだよ。フォーゼがなんとかしてくれるよ」
ルーミア「もし、私が襲われたら、…りんかはどうするの?」
カリンカ「ルーミアを守る。ただの人間のボクにはキツイけど、奇跡ってのはそういうときのためにあるんだからさ」
ルーミアは笑った。問いへの答え、その心配なんかこれっぽっちもしていないようだった。
最初からわかっていたかのように、それでも嬉しさがこみ上げて来たかのように、
ありがとう
ルーミアは、笑った。
振り向いてはいけない。そのことに、気付けない。
知らないから、振り返ってしまう。
その言葉を聞いたら、もう遅い。それでも、
振り向くな。
ルーミア「」ガクガクブルブル
カリンカ「ルーミア…、落ち着いて、ね?」
ルーミア「りんかぁ…、怖いよぉ…」
カリンカ「大丈夫だよ、大体11年位前にもういなくなってるからさ?」
ルーミア「で、でも、もしかしたらまだ残ってるかも知れないんだよ!?」
カリンカ「そこはまぁ、アレだよ。フォーゼがなんとかしてくれるよ」
ルーミア「もし、私が襲われたら、…りんかはどうするの?」
カリンカ「ルーミアを守る。ただの人間のボクにはキツイけど、奇跡ってのはそういうときのためにあるんだからさ」
ルーミアは笑った。問いへの答え、その心配なんかこれっぽっちもしていないようだった。
最初からわかっていたかのように、それでも嬉しさがこみ上げて来たかのように、
ありがとう
ルーミアは、笑った。