ふたりは、似ている。
素直で、優しくて、一生懸命な少女であること。
誰かの、とても大切なひとであること。
そして、誰かの、取り戻さなくてはいけないひとであること。
ルーミア「ヨナちゃん、お兄ちゃんに会えたんだね」
カリンカ「なんかさ、ニーアの気持ちが痛いほどわかるよ」
ルーミア「りんか…?」
カリンカ「ニーアは、大切なひとを取り戻すために闘った」
カリンカ「ボクにも、すべてを捨ててでも守りたいひとが、ここにいるからさ」
そうして、ルーミアの頭を撫でる。さらさらと、心地の良い感触が手に伝わる。
ルーミア「りんかぁ、そういうの、…嬉しくない」
カリンカ「…え?」
ルーミア「だって、わたしのせいでりんかが何も無くなっちゃうのはいやだもん」
ルーミア「だから、りんかは何も捨てないでほしいの」
カリンカ「…そっか、そうだよね。だったらこういうのはどうだろう」
何があっても、ルーミアを守り抜く。
ルーミア「こっちのほうが良い、りんかがいやな思いしなくてすむもん」
だけど、きっとボクは。
一人の為に、全てを滅ぼす。
素直で、優しくて、一生懸命な少女であること。
誰かの、とても大切なひとであること。
そして、誰かの、取り戻さなくてはいけないひとであること。
ルーミア「ヨナちゃん、お兄ちゃんに会えたんだね」
カリンカ「なんかさ、ニーアの気持ちが痛いほどわかるよ」
ルーミア「りんか…?」
カリンカ「ニーアは、大切なひとを取り戻すために闘った」
カリンカ「ボクにも、すべてを捨ててでも守りたいひとが、ここにいるからさ」
そうして、ルーミアの頭を撫でる。さらさらと、心地の良い感触が手に伝わる。
ルーミア「りんかぁ、そういうの、…嬉しくない」
カリンカ「…え?」
ルーミア「だって、わたしのせいでりんかが何も無くなっちゃうのはいやだもん」
ルーミア「だから、りんかは何も捨てないでほしいの」
カリンカ「…そっか、そうだよね。だったらこういうのはどうだろう」
何があっても、ルーミアを守り抜く。
ルーミア「こっちのほうが良い、りんかがいやな思いしなくてすむもん」
だけど、きっとボクは。
一人の為に、全てを滅ぼす。