ルーミア「ん、もう大丈夫」
カリンカ「体温も問題ないみたいだね」
ルーミア「ってことは?」
カリンカ「治ったね!」

寝起き、寝巻きのルーミアの頭をなでなで。
照れ笑いで応えるルーミア、撫でたから少し髪の毛が乱れてしまった。
ルーミアの髪の毛を今度は優しく撫でて整えると、嬉しそうにしていた。

カリンカ「だけど、念のために今日と明日は安静にしてようか」
ルーミア「うん! …ねぇりんかぁ」
カリンカ「ん?」
ルーミア「その、…今日と明日は一緒にいて?」

首を傾げ、少し寂しそうに問いかけるルーミアの瞳は、
…うっすらと潤んでいたように見えた。

カリンカ「そうする。ルーミアと一緒にいたいもん」
ルーミア「…うん、ありがと!」

その日、私はルーミアとずっと手を繋いでいた。