ちゅういがき。魔理沙とルーミアは基本台所あたりにいます。

紅星さん「いらっしゃいませ!」
魔理沙「いらっしゃいだぜ!」
紅星さん「二人が来るのを待っていましたよ。ささ、奥のほうへどうぞ♪」
魔理沙「じゃあ私はお茶でも用意するよ」
ルーミア「私もおてつだいする!」

ルーミアが走って魔理沙のほうへ。
私はルーミアにエールを送りながら紅星さんについていきます。
お邪魔しまーす。

魔理沙が笑顔を紅星さんに向ける。 なるほどこれがアイコンタクト。
そして案内された部屋へ

紅星さん「くれりん……これは私の単なる妄言なんですが……」


紅星さん「もしかして、妖怪を育てている人間として里の人たちから忌避されたりしていないですか?」

真剣な眼差しで彼は問う。解っていた。人にとって妖怪とはどういう存在なのか。
そんなどうしようも無いような事を、この人は真剣に聞いてくる。
自分の事以外は全て所詮は他人事だ。そんな他人事に真剣になれる人。
だから話そうと思った。

カリンカ「実は、寺子屋の子どもたちはルーミアと仲良いんですけど…」
カリンカ「一部の大人は、まだルーミアのことを…」

ルーミア「私がもってくー! だからまりさは安心して!」


紅星さん「……やっぱり……」
紅星さん「だけどまぁ、いいんじゃないですか?」



魔理沙「あ、あぁ。何だかやたら元気がいいなルーミア」



紅星さん「ほら。あの魔理沙が怖気づくほど、彼女は元気じゃないですか」
紅星さん「それにルーミアには貴女もいますしね♪」
紅星さん「周りなんか気にしないでください。少なくとも、貴方が彼女を愛しているその瞬間だけ。彼女は最上級の幸せを味わっているでしょうから♪」

彼は微笑みながら言う。見ているだけで、不安なんて吹き飛んでしまうような笑顔。
思わず、楽しい気分になってしまう。里の人がどーのとか、もうどうでもいい。


カリンカ「だったら尚更、何があろうとルーミアを愛し続けたくなってきちゃうね」
カリンカ「それに、友達もいるから心配御無用なのかな♪」  

ルーミア「おまたせしましたーっ!」ガッチャガッチャ


紅星さん「まぁ、困ったことがあれば相談してください。貴方とルーミアの幸せを願って、応援している人はたくさんいますので」
紅星さん「守矢神社の人や霊夢に魔理沙、それに……私もね♪」

魔理沙「おっ、おいおいルーミア! そんなに急いだら転ぶぞっ!?」

カリンカ「うん、ありがとう。 さて、辛気臭い話は終わりにしましょうか♪」

ルーミア「りんかっ! お手伝い出来たよ~!」
カリンカ「よしよし、偉いぞルーミア。 お茶、ありがとうございますね。 うむ、うまい」
ルーミア「うむうむ、すごく美味しい」


紅星さん「そうですね♪ ちょうどお茶菓子も出てきたようですし、ゆっくりしていってくださいな」

さて、こっからは純粋に楽しみましょう。
なんていってると魔理沙の様子が…

魔理沙「紅星のお茶、私が入れたんだけど……どう?」
紅星さん「うん、美味しいよ♪ありがと魔理沙(頭撫でて)」
魔理沙「そ、そっか……///」
カリンカ「おーおー、お熱いねぇ♪」
ルーミア「ねー♪ お熱いねぇラブラブだねぇ! りんかー撫でてー?」
カリンカ「りょーかい」ナデナデ