今回は受験生の受験期の生活について書いていきたいと思います。
自分が塾講師をしていて気づいたことや、自分の受験期に体験したことを交えて描くので、今回は特に中学3年生、高校3年生に見ていただきたいと思います。
現在受験生は、徐々に増えてくる模試やテストの勉強に必死に追われていることと思います。
アルバイト先の塾でもだんだんと危機迫るピリピリとした雰囲気が漂い始めました。
根本的にいうと、受験といっても
高校受験・大学受験で大きく対策や、勉強法はかなり違いますが、
共通するものは多く、その共通することをしっかりと守ってやっていければ成績は伸びていくと思われます。
特に勉強法というよりは生活法にかかわってくることですが、
一つでも参考になればいいと思います。
絶対的に必要になってくることから並べていくと
精神力
時間の確保
の2つがまず優先となってきます。
身近に誘惑されるものがあって集中できなくてはもちろん勉強ははかどりませんし、
時間がなければ身につけられるものも身につかない。
受験期となる1~2年間はしっかりと自分を律していくことが大切です。
かくいう私も誘惑には弱かったので、大学受験の時は苦労しました。
また、ここでは受験期を1~2年と書いていますが、
そこまで長くなくても希望の学校に合格することは可能です。
ただし仕事効率を上げていかなくてはなりません。
効率を上げるというものは限度があります。
苦労したくない人は早め早めに準備をしなくてはいけませんね。
そして、時間の管理はとても重要なファクターとなります。
1日をどのように過ごすかによって、勉強量もかなり変わってきます。
学生が嫌がる計画表なるものは時間管理にはとても有効な策です。
受験期にしっかり使うことができれば素晴らしいツールとなることでしょう。
予習・復習のバランス、無駄な時間の削減にも役立ちます。
個人的には1日計画表の使用はおすすめしたいものです。
ここからは、私の実体験から話を書いていきたいと思います。
私は地域では名の通った進学校というものに在学していましたが、
高校で始めた部活動に時間を注いでしまい、勉強には全くと言っていいほど手を付けていませんでした。
その結果、学校内ではど底辺のバカな学生でした。
赤点は当たり前だし、補修もしばしば…。
それでも高校3年生の6月まで部活を続け、
気づいたときには絶望的な成績とともに漠然と受験シーズンを迎えてしまいました。
さすがにマズイと感じた私は、部活の友人が通う塾を紹介してもらい、本格的に受験勉強を始めました。
しかし、偏差値は40程度。希望の大学ももちろんE判定でした。(地元の国立大に行ければとずっと考えてはいたので)
ここからは地獄の始まりでした。
勉強時間は平日6時間、休日に至っては15時間を超える日が続きました。
それでも成績はすぐに伸びません。あたりまえですね。
センタープレ直前の11月には自己最低得点を叩き出し、担任教師にはぼろくそに言われる始末。
学生生活の中で一番勉強したにもかかわらず、一番伸び悩んだ時期でした。
今の時期の高校生がよく口にする、
成績が伸びない。
という言葉は、いったいどれほどの勉強をした結果があって言っているのかもう一度、考えてみてください。
私のような屑とは違うかもしれませんが、1~3ヶ月程度で成績がグッと伸びるなんて幻想です。まず普通じゃ無理です。
しかし、必ず積み重ねていけば結果は現れてくるもの。
私も最低得点を叩き出した直後のテストでは一気に成績が伸びました。
今では希望の大学に合格することができ、楽しい?大学生活を送っています。
こんな精神論を語るわけじゃないですが、あきらめなければいつかはかなうものです。
今成績が伸び悩んでいてももう少し続けてみてください。
必ず結果が付いてきますから。
後は、勉強法についてのアドバイス。
模試の復習をおろそかにする者は、受験で敗北します。
しっかりと復習は大切に。
復習の仕方も重要で、
以下に時間をかけないで復習するかが大切です。
大まかな時間でいうと
60分のテストの復習は60×0.75=45分程度で。
テストより多くの時間をかけてはいけません。一度解いた問題なのだから。
そうするためにはどこまでが復習かということをしっかりと理解しなければなりません。
間違った問題を解く→使う公式等を確認する→テキストで関連問題を解く
までやっている人は復習の目的から外れてしまっています。
あくまで苦手箇所の発見なのですから。
一通り解答を読んでわからないところは、メモやノートに列挙しておく。
解答の見直しが終わってから苦手箇所をつぶしに入る。
という手順をしっかり行っていくと、勉強の効率も上がるし、
確実に苦手な分野も減っていきます。
見直しと弱点補修を療法いっぺんにやろうとすると失敗します。
二兎追う者一兎も得ずです。
少し長くなってしまいましたが、少しでも参考になれば幸いです。
勉強法などの質問があったら、ぜひコメントでお寄せください。
記事で取り上げていきたいと思います。
それでは今日はこの辺で失礼いたします。
