Bさんに会った次の日かられぴこちゃんは自作のチラシを配り始めました。
「レシピコレクションでーす。
れぴこおすすめのすてきなアプリでーす。」
「だうんろーどしてくださーい」
それでもダウンロード数はなかなかのびません。
はじめは元気な声を出していたれぴこちゃんにもだんだん疲れが出てきました。
「れしぴこれくしょんれーす…買ってくらさー…い…」
とうとうれぴこちゃんはチラシを抱えて道の脇に座り込んでしまいました。
もー、どうしてどうしてみんなだうんろーどしてくれないの
こんなんじゃ、いつまでたってもれぴこ”こーしき”になれないよぅ
じたじたばたばた。
その場でれぴこちゃんは地面をごろごろと転がりました。
その姿はまるでおもちゃ屋さんの前で買って買ってとぐずるだだっ子のようです。
「買ってぇ…買ってよぅ…」
…いえ、だだっ子そのものです。
そのとき、通りすがりのラギさん(仮名)がれぴこちゃんに声をかけました。
ラギさんは踊って作れるエンジニア的な人で、れぴこちゃんもよく知っている人です。
「どうしたのれぴこちゃん。お行儀が悪いよ?」
「…だって…だうんろーどしてもらえないんだもん。
れぴこ、こんなにがんばってるのに…」
れぴこちゃんは転がったままジトーっとラギさんを見上げました。
そのまなざしはいつもの明るく素直なれぴこちゃんらしくない恨めしげなものでした。
「みんなもがんばっているよ」
ラギさんは転がっているれぴこちゃんを起こしました。
「いいかい、レシピコレクションはデザイナーさんや開発者さんが
がんばって作ったアプリなんだよ。
レシピを管理するにはどうやったら良いか、
すごく考えられているアプリなんだ。
でも、そんな恨めしげな顔した子におすすめされても
きっと誰もダウンロードしたいと思わないよ。」
そういいながらラギさんはポンポンと軽くれぴこちゃんの頭をなでます。
「宣伝の方法だっていろいろある。
れぴこちゃんにしかできないやりかただってあるんだよ」
「…れぴこにしかできないこと?」
ぱちくり。
れぴこちゃんはまばたきをしました。
「れぴこちゃんは料理が好きかい?」
「…うん、れぴこお料理大好きだよー!」
「じゃあ考えてごらん。
その気持ちが使ってくれる人たちに伝わるような方法をね」
れぴこちゃんに笑顔が戻りました。
お料理の楽しさをみんなに伝えるには、どういう方法があるんだろう?
そう考えつつも、なにやら楽しげにスキップをしながられぴこちゃんは帰途につくのでありました。
ラギさんはれぴこちゃんの残していったチラシを見て
思わず苦笑してしまいました。
そこにはオレンジ色のクレヨンとおぼしき画材で
「レシピコレクション、だうんろーどしてください」
と書かれていただけだったのですから。
これじゃがんばってもDL数伸びないよなぁ…と。
つづく(多分)
※このエントリーは一部事実に基づくフィクションです。
「レシピコレクションでーす。
れぴこおすすめのすてきなアプリでーす。」
「だうんろーどしてくださーい」
それでもダウンロード数はなかなかのびません。
はじめは元気な声を出していたれぴこちゃんにもだんだん疲れが出てきました。
「れしぴこれくしょんれーす…買ってくらさー…い…」
とうとうれぴこちゃんはチラシを抱えて道の脇に座り込んでしまいました。
もー、どうしてどうしてみんなだうんろーどしてくれないの
こんなんじゃ、いつまでたってもれぴこ”こーしき”になれないよぅ
じたじたばたばた。
その場でれぴこちゃんは地面をごろごろと転がりました。
その姿はまるでおもちゃ屋さんの前で買って買ってとぐずるだだっ子のようです。
「買ってぇ…買ってよぅ…」
…いえ、だだっ子そのものです。
そのとき、通りすがりのラギさん(仮名)がれぴこちゃんに声をかけました。
ラギさんは踊って作れるエンジニア的な人で、れぴこちゃんもよく知っている人です。
「どうしたのれぴこちゃん。お行儀が悪いよ?」
「…だって…だうんろーどしてもらえないんだもん。
れぴこ、こんなにがんばってるのに…」
れぴこちゃんは転がったままジトーっとラギさんを見上げました。
そのまなざしはいつもの明るく素直なれぴこちゃんらしくない恨めしげなものでした。
「みんなもがんばっているよ」
ラギさんは転がっているれぴこちゃんを起こしました。
「いいかい、レシピコレクションはデザイナーさんや開発者さんが
がんばって作ったアプリなんだよ。
レシピを管理するにはどうやったら良いか、
すごく考えられているアプリなんだ。
でも、そんな恨めしげな顔した子におすすめされても
きっと誰もダウンロードしたいと思わないよ。」
そういいながらラギさんはポンポンと軽くれぴこちゃんの頭をなでます。
「宣伝の方法だっていろいろある。
れぴこちゃんにしかできないやりかただってあるんだよ」
「…れぴこにしかできないこと?」
ぱちくり。
れぴこちゃんはまばたきをしました。
「れぴこちゃんは料理が好きかい?」
「…うん、れぴこお料理大好きだよー!」
「じゃあ考えてごらん。
その気持ちが使ってくれる人たちに伝わるような方法をね」
れぴこちゃんに笑顔が戻りました。
お料理の楽しさをみんなに伝えるには、どういう方法があるんだろう?
そう考えつつも、なにやら楽しげにスキップをしながられぴこちゃんは帰途につくのでありました。
ラギさんはれぴこちゃんの残していったチラシを見て
思わず苦笑してしまいました。
そこにはオレンジ色のクレヨンとおぼしき画材で
「レシピコレクション、だうんろーどしてください」
と書かれていただけだったのですから。
これじゃがんばってもDL数伸びないよなぁ…と。
つづく(多分)
※このエントリーは一部事実に基づくフィクションです。


