まだ息子が3歳ごろだったときに、理由は忘れましたが、悪さをしたので正座をさせて説教しました。
「ごめんなさい」と泣きながら下を向いている息子を5分ほど叱り、「もう、ママ怒っていないから、顔をあげなさい」と言ってもなかなかあげません。
何かおかしいなと思ったら、そのまま寝ていました。びっくりしました。
後日、また別の件で悪さをしたので、今度は壁を背もたれにして直立させ、私がその前に中腰になり、顔を見ながら叱りました。
今度は、目の前にママの顔があるので、眠れないはずです。眉間に軽くしわをよせ、神妙な面持ちで聞いている息子。
すると、途中で息子が「ママ、ちょっといいたいことがあるんだけど」と言いました。何か、反論や言い分があるのかなと思って「何?」と聞いたら、
「ぼく、おならがしたいの、がまんしているの。いま、怒られてる時だけど、してもいい?」と言われました。
さっきまでの神妙な面持ちは、反省ではなく、おならを我慢していたのかと思うと、がっくりきてしまいました。
「どうぞ。」と言ったら、立派なおならが出て、「もうすっきりしたから、ママのお話聞けるよ」と笑顔で言われましたが、
いまさら仕切りなおすこともできず、「もういいよ。」と許してしまいました。