おはようございます。

5月29日
おはようございます。
担任の先生に宣言してからというもの、
もう私の逃げ場はなくなりました。
家事や仕事のかたわら受験勉強をこなしていきました。
しかしやってみるとこれがまた楽しいのです。
東大ブログにあったように1つの問題に集中して、
ずっと考えていきました。
当然、家事や仕事に支障をきたします。
毎日勉強しすぎてふらふらになっている私を見て、
ようやく息子はまずいと思ったのか、
「ねぇ、もう受験なんてやめたら?」と言いました。
私は言いました。
「ピカちゃん、ピカちゃんには、おかんが苦しそうに
見えるかもしれないけど、
母さん今とても充実してて楽しいのよ。
おかんは本当は浪人したかった。でもさせてもらえなかった
ので勉強できてすごくうれしいよ。」
と夢遊病者のように言いました。
息子にとれば、その薄気味悪さは、合格発表の時とはまた
違った意味でかなりの恐怖になっていたかもしれません。
しかし、同時に「勉強って楽しいんだぁ。」
というメッセージを受け止めたに違いありません。
私はよく保護者相手の講座をしますが、
大抵の場合子供が勉強しなくて困るというお悩みです。
私は心の中で
(子供に勉強させる前に親が勉強を楽しんですればいいのよ。)
と思いますが、そんな事を言えば、大抵の親はひいてしまって
次からの講座依頼がなくなるので言わないようにはしています(笑)
しかし最近幼児の『基本的生活習慣講座レペテの毎日』
を始めてからは、ただ親がしてみせてというのを大々的に
言えるので、こっちの方が好きです。
よく、親子間でも波動を感じるとかいいますよね。
波動って言われたら、波型の光線みたいなものが漂っている
と想像しがちですが、元来『波』の正体は、エネルギーです。
ある小刻みな振動を分析するのに、横軸に時間・縦軸に中心
からの距離を取ってグラフにしたら、あのような波型になるのです。
つまり波は、ある地点での振動のエネルギーが周りに
広がって行くというものです。
何が言いたいかと言うと、
親がまず最初に大きなエネルギーを自分で発信しなければ
子供には伝わらず子供を動かせないという事なのです。
しかし現実には、自分が動かないで、子供だけを動かそうと
するので、いろいろ親子間で摩擦が出てきます。
名づけて子供操縦レペテの法則byまあちゃんです(笑)
つまり幼児期に親がこの法則を知っていると知らないとでは、
その後の子育てが全く違うと思うので、
それを伝える仕事をしているのです。
(ここで『レペテの毎日』が欲しくなった方は、
家庭教育力研究所のホームページへどうぞ。
今なら無料配布しています。
http://www.home-education-labo.com
まっ、話を元に戻すと毎日ふらふらになりながら勉強して、
いよいよセンター試験を迎えました。
着ていく服は何にしようかと迷っていると、
友人がセーラー服がいいとおちょくります。
当日は、革のコートにロングブーツと、
普段のおばさん恰好で行きました。
私の受験場所は、7F建ての予備校です。
入口には多くの学校の先生・塾関係者が応援にきています。
入場する学生一人一人に『頑張れ』『平常心で』と檄をとば
しながら、拍手を送っています。
私はそんな緊張感のはりつめた中を通らなければなりません。
ひぇー、嫌だなぁ。
でもここで引き返すわけにはいきません。
意を決して行きました。
すると彼らの空気が一瞬にして凍りました。
このおばさんにどう対処していいのか分からないのです。
見るからに保護者です。
お母さん、お母さん、そこは受験生しか入れませんよ。
と声をかけた方がいいのか・・・という感じです。
私は彼らの戸惑いをしり目にすたすたとブーツを鳴らしながら、
エレベーターまでやってきました。
私は昔から人の予想を裏切ることが好きなので、
恥ずかしさを感じながらも、応援の彼らの反応をこっそり
楽しみました。
が、その余裕はエレベーターの張り紙を見て一遍に吹き
飛びました。そこには、
『受験する学生は、混雑が予想されるためエレベーターの使用を禁止する。』
「てー!!会場の7Fまで階段をあがれと言うのか?
いやちょっと待て、私は受験はするが、学生ではないので
エレベーターを利用してもいいのか?ん?」
こんな心の葛藤の末、私はブーツで階段を一つ一つ上る事に
したのでした。
やっとの思いで7Fについたときは、
まだ教室の開場前で廊下に所狭しと現役の制服集団が居座って
いて歩く場所もありません。
はー、私はなんてところに来てしまったんだろう?
<つづく>

5月29日
おはようございます。
担任の先生に宣言してからというもの、
もう私の逃げ場はなくなりました。
家事や仕事のかたわら受験勉強をこなしていきました。
しかしやってみるとこれがまた楽しいのです。
東大ブログにあったように1つの問題に集中して、
ずっと考えていきました。
当然、家事や仕事に支障をきたします。
毎日勉強しすぎてふらふらになっている私を見て、
ようやく息子はまずいと思ったのか、
「ねぇ、もう受験なんてやめたら?」と言いました。
私は言いました。
「ピカちゃん、ピカちゃんには、おかんが苦しそうに
見えるかもしれないけど、
母さん今とても充実してて楽しいのよ。
おかんは本当は浪人したかった。でもさせてもらえなかった
ので勉強できてすごくうれしいよ。」
と夢遊病者のように言いました。
息子にとれば、その薄気味悪さは、合格発表の時とはまた
違った意味でかなりの恐怖になっていたかもしれません。
しかし、同時に「勉強って楽しいんだぁ。」
というメッセージを受け止めたに違いありません。
私はよく保護者相手の講座をしますが、
大抵の場合子供が勉強しなくて困るというお悩みです。
私は心の中で
(子供に勉強させる前に親が勉強を楽しんですればいいのよ。)
と思いますが、そんな事を言えば、大抵の親はひいてしまって
次からの講座依頼がなくなるので言わないようにはしています(笑)
しかし最近幼児の『基本的生活習慣講座レペテの毎日』
を始めてからは、ただ親がしてみせてというのを大々的に
言えるので、こっちの方が好きです。
よく、親子間でも波動を感じるとかいいますよね。
波動って言われたら、波型の光線みたいなものが漂っている
と想像しがちですが、元来『波』の正体は、エネルギーです。
ある小刻みな振動を分析するのに、横軸に時間・縦軸に中心
からの距離を取ってグラフにしたら、あのような波型になるのです。
つまり波は、ある地点での振動のエネルギーが周りに
広がって行くというものです。
何が言いたいかと言うと、
親がまず最初に大きなエネルギーを自分で発信しなければ
子供には伝わらず子供を動かせないという事なのです。
しかし現実には、自分が動かないで、子供だけを動かそうと
するので、いろいろ親子間で摩擦が出てきます。
名づけて子供操縦レペテの法則byまあちゃんです(笑)
つまり幼児期に親がこの法則を知っていると知らないとでは、
その後の子育てが全く違うと思うので、
それを伝える仕事をしているのです。
(ここで『レペテの毎日』が欲しくなった方は、
家庭教育力研究所のホームページへどうぞ。
今なら無料配布しています。
http://www.home-education-labo.com
まっ、話を元に戻すと毎日ふらふらになりながら勉強して、
いよいよセンター試験を迎えました。
着ていく服は何にしようかと迷っていると、
友人がセーラー服がいいとおちょくります。
当日は、革のコートにロングブーツと、
普段のおばさん恰好で行きました。
私の受験場所は、7F建ての予備校です。
入口には多くの学校の先生・塾関係者が応援にきています。
入場する学生一人一人に『頑張れ』『平常心で』と檄をとば
しながら、拍手を送っています。
私はそんな緊張感のはりつめた中を通らなければなりません。
ひぇー、嫌だなぁ。
でもここで引き返すわけにはいきません。
意を決して行きました。
すると彼らの空気が一瞬にして凍りました。
このおばさんにどう対処していいのか分からないのです。
見るからに保護者です。
お母さん、お母さん、そこは受験生しか入れませんよ。
と声をかけた方がいいのか・・・という感じです。
私は彼らの戸惑いをしり目にすたすたとブーツを鳴らしながら、
エレベーターまでやってきました。
私は昔から人の予想を裏切ることが好きなので、
恥ずかしさを感じながらも、応援の彼らの反応をこっそり
楽しみました。
が、その余裕はエレベーターの張り紙を見て一遍に吹き
飛びました。そこには、
『受験する学生は、混雑が予想されるためエレベーターの使用を禁止する。』
「てー!!会場の7Fまで階段をあがれと言うのか?
いやちょっと待て、私は受験はするが、学生ではないので
エレベーターを利用してもいいのか?ん?」
こんな心の葛藤の末、私はブーツで階段を一つ一つ上る事に
したのでした。
やっとの思いで7Fについたときは、
まだ教室の開場前で廊下に所狭しと現役の制服集団が居座って
いて歩く場所もありません。
はー、私はなんてところに来てしまったんだろう?
<つづく>