おはようございます。

基本的生活習慣冊子『レペテの毎日』を書いた私ですが

その子育てに実態は?

ということで子育てエピソードを書いています。



今日は、子育て中に出会ったある人のお話です。

彼女の名前を仮に蓮子さんとしておきます。

彼女は同じ団地に住む2人の男の子のママでした。

いつもフェミニンな格好に完璧なメイク。

しかし何故か一目で”元ヤン”であることが分かる人でした。

彼女の言動はとてもインパクトがあり、よく覚えています。

「○○(子供の名)をからかうとき、母さんが化粧しないで

幼稚園の参加日に行こうかっというと、○○はそれだけは、

勘弁してくれって言うのよ。(笑)」


(へぇー、小さい子供にも分かるんだぁ)


「私は子供は女の子より男の子がいい。だって男の子なら

加害者で済むけど、女の子は被害者になるでしょ。」

(えー、もう犯罪を起こすか巻き込まれることを考えてるの?)


「万引きも多くしたけど、あれは自分がダメだって気がつかないと

絶対なおらないよ。人がいくら言ってもだめよ。ぐれてると

あるとき自分で思うときがあるのよ。自分が思わないと逮捕

されようが、ダメなんよ。」

(物事の本質をついてるなぁ。私はその後しっかり使わせて

頂きました。私の場合は非行道ではなく教育ですが。)


当時3歳のお子さん○○君が、自宅付近で迷子になって

やっと見つかった時を振り返っての弁

「○○がいなくなったとき、私探しながら、○○のことが

心配ではなく、だんなに怒られるのが嫌で、なんて言い訳

しようかとずっと考えてた。結局○○は見つかったから、

その言い訳言わずに済んだけどね(笑)」

ガーン

その場にいた5,6人のママたちはひぇーと皆引いていました。

引きながら、この蓮子さんの正直さに皆救われたのです。

私は蓮子さんがいたから、肩肘はらずに子育てが楽になったと

思います。

ママ友仲間に一人蓮子さんがいると、ママは皆救われます。

NHK連ドラ「花子のアン」の仲間 由紀恵扮する連子さんの

一言が大好きでした。

はなのロミオとジュリエットの訳を見て、対立している立場

でありながら

「率直に感動致しました。」

この嘘偽らざる一言がその後のはなを伸ばしました。

人が人を育てる時、子育ても同じですが・・

嘘がないことが一番なのかもしれません。

<おしまい>