投稿写真

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早いもので、昨日から六月になりました。この調子では、あっという間に一年も過ぎていくのでしょう。
昨日は、世田谷美術館で「桑原甲子雄の写真 トーキョースケッチ60年」を観賞しました。
桑原は下谷区車坂町、現在の台東区東上野三丁目に生まれ、少年期に隣家の濱谷浩の影響で写真を始めました。
戦前に主に東京下町のスナップで、写真雑誌で入賞の常連となる等、有名なアマチュア写真家でした。
私にとって、桑原は地元の英雄です。彼の写真集は、私の大切な宝。
桑原が写した作品には、拙宅の近所も多く、親近感があります。
桑原の生家、下谷区車坂町は自転車で5分程の場所です。
戦後桑原はカメラ雑誌の編集長を歴任し、土門拳をコンテスト選者に抜擢して、リアリズム運動の仕掛人となりました。
荒木経惟を世に出したのも桑原です。
桑原とアラーキーは、縁で結ばれていたのかもしれません。
桑原は東京市立第二中学校卒業、この学校は戦後の学制改革により、東京都立上野高校になりますが、アラーキー先生は、この上野高校高校卒業です。要するに二人は、戦争を挟んで同窓という事です。
因みに上野高校でアラーキー先生と同級生だったのが、評論家の立花隆です。
先述の濱谷浩も、我が国写真史上で外す事の出来ない、有名な写真家になっています。彼の兄は写真評論家の加藤雅夫です。
旧下谷区車坂町…
写真の磁場とでもいうべき力が働いていたとしか思えないです。