恐ろしい体験をしました。
今、思い出しても背筋に冷たいものが走ります。

だだっ広い平原の中、私は走っている。
私の背後から雷雲が追いかけてきて、私に落雷させんとしているのです。

見渡す限り、何も無い平原。
身を隠す物など何も無い。
私は只々、走って逃げるしか手段が無い。
走って、走って、走って、走って、
息があがるまで走って、
脚がもつれた私は、大地に突っ伏した。
その瞬間、雷が私を襲う。
嗚呼、
絶望感と諦念が私を包む。
もう終わった。
覚悟した。

はっとして、私は目を覚ました。
悪い夢をみていたのである。
そして私の耳許では



親子猫が




ゴロゴロゴロゴロ




お前達か
恐怖体験を
プロデュースしていたのは!